36週目:伊藤園レディス(グレートアイランドC/千葉) 11月14~16日
37週目:大王製紙エリエールレディスオープン(エリエールGC 松山/愛媛) 11月20~23日
38週目:JLPGAツアーチャンピオンシップ リコー杯(宮崎CC/宮崎) 11月27~11月30日
シード権が当確していない選手は?
▼メルセデス・ランキング ※[ >]はピックアップ選手
===シード権当確ptsライン(500pts設定)===
44:サイ・ ペイイン 493.85pts
45:大里 桃子 482.01pts
46:葭葉 ルミ 474.20pts
47:天本 ハルカ 469.28pts
48:都 玲華 467.46pts
49:櫻井 心那 461.17pts (25年優勝)
50:吉田 鈴 435.71pts
===2025年11月12日時点でのシードライン===
51:ささき しょうこ 433.07pts ①
52:蛭田 みな美 426.94pts ①
53:寺岡 沙弥香 399.42pts
54:後藤 未有 389.45pts
55:髙久 みなみ 381.14pts
===2025年11月12日時点での第1回リランキングまでのシードライン===
56:吉本 ここね 378.33pts
57:川岸 史果 370.15pts ①
58:脇元 華 362.64pts ①
59:笠 りつ子 344.01pts
60:政田 夢乃 343.66pts
61:宮田 成華 336.76pts
62:岩井 明愛 335.92pts (国際ツアー登録選手)
63:徳永 歩 329.11pts
64:大出 瑞月 323.29pts
65:セキ・ユウティン 316.78pts
66:福山 恵梨 309.83pts
67:小林 夢果 297.70pts ①
68:吉田 優利 290.80pts (国際ツアー登録選手・25年優勝)
69:藤田 かれん 290.57pts
>70:三ヶ島 かな 288.44pts
===2025年11月12日時点でのファイナルQT出場ライン===
71:髙木 優奈 286.62pts
72:永嶋 花音 278.51pts
73:森田 遥 278.04pts ①
74:中村 心 269.19pts
75:沖 せいら 255.98pts
76:上野 菜々子 247.61pts
77:山内 日菜子 246.92pts ①
78:川﨑 春花 240.25pts ①
79:篠崎 愛 232.66pts
80:野澤 真央 232.26pts ①
81:吉澤 柚月 226.14pts ④
>82:森井 あやめ222.32pts
83:古江 彩佳 221.56pts (国際ツアー登録選手)
84:尾関 彩美悠205.31pts ①
85:小滝 水音 201.02pts
86:吉川 桃184.22pts
※国際ツアー登録選手は出場試合義務(年間試合の60%以上)はなし
ファイナルQTの出場権のおさらい
JLPGAが定めたファイナルQTの出場資格は以下の8つ。
①2025年度のJLPGAツアーのシード選手で、翌年度のシード権を獲得できなかった者
②2025年度JLPGAツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」競技終了時点のメルセデスランキング56位から70位の者(いかなる場合においても、繰り下げは行わない。)
③2025年度トーナメント特別保障制度適用者で、翌年度のシード権を獲得できなかった者
④2025年度ステップ・アップ・ツアー競技及びステップ・アップ・ツアー特別競技の優勝者
⑤2025年度ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング3位から10位の者(いかなる場合においても、繰り下げは行わない。)
⑥2025年度JLPGA最終プロテスト第1位の者
⑦ファーストステージからの進出者
⑧上記以外でJLPGAが承認した者
最終戦「リコーカップ」はメルセデス・ランキング上位や今季優勝者しか出場できないエリートトーナメントのため、メルセデス・ランキング下位に沈んでいるプロは今週を含め、残り2試合しかない。そんななかで、57位の川岸史果や84位の尾関彩美悠らは①の資格ですでにファイナルQTへの出場権を保持しているし、81位の吉澤柚月は④の資格でファイナルQTの権利がある。
今週は3日間試合、来週が4日間試合。ともに10位に与えられるポイントが前者が41pts、後者が61.5ptsなので、71位以下の選手のなかで現実的に70位以内に入る可能性があるのは、70位三ヶ島かなの288.44ptsと約100pts差の86位吉川桃(184.22pts)までではないか。
追われる三ヶ島かなのラスト2戦
メルセデス・ランキングでファイナルQTラインぎりぎりの70位タイにつけている三ヶ島かな。直近2試合は惜しくも予選落ちに終わり、残り2試合では70位以下の選手が巻き返してくることは確実で、現状維持ではQT進出が危うい状況だ。
現在288.44ptsの三ヶ島にとって、せめて65位圏内を目指したいが、それには少なくとも300pts台に乗せたいところ。つまり、28.3pts以上(現在の65位セキ・ユウティン316.78pts)の上積みが必要となる。追われる立場で迎える終盤戦だが、持ち前の安定感と粘り強さで少しずつポイントを重ねたい。運命を懸けたラスト2戦に注目だ。

三ヶ島かな
森井あやめ、70位ラインへ向けた逆転への道
現在、メルセデス・ランキングで222.32ptsの82位につけている森井あやめ。直近の「三菱電機レディス」では惜しくも予選落ちとなったが、3試合前の「富士通レディース」では見事トップ10入りを果たすなど、ここにきて着実に調子を上げてきている。
現在70位の三ヶ島かなが288.44ptsを持つことから、森井はそのラインまで66.12ptsが足りない。残り2試合でこの差を埋めるためには、各大会で16位以内を重ねることが必須だ。ひとつひとつの試合を大切に、再びトップ10入りを狙いながら、逆転でのファイナルQT出場を目指す戦いが続く。

森井あやめ
PHOTO/姉崎正
