テーラーメイドの歴史に燦然と輝く名器「r7」シリーズ。その中でも特に象徴的な「r7 Quad」ドライバーが、現代の革新技術と融合し、ミニドライバーとして待望の復活を果たした。ヘッド体積305ccのコンパクトなサイズに、かつての革新性を凝縮したこの「r7 Quad」ミニドライバーに、待望のレフトハンドモデルが数量限定で登場。
4つのTASウェイトが弾道を支配

12月5日(金)より発売される「r7 Quad」ミニドライバー
今回、多くの左利きゴルファーが待ち望んだ「r7 Quad」ミニドライバーのレフトハンド(左用)が、2025年12月5日(金)よりカスタムオーダー数量限定で新登場する。右用で話題を呼んだクラブが、ついにレフティの手にも握られることになる。ティーショットでもフェアウェイでも、高いパフォーマンスを発揮してくれるだろう。
このクラブの最大の注目点は、ミニドライバー史上初となる4つのTASウェイト(TaylorMade Adjustable Sole)の搭載だ。13gウェイト2個と4gウェイト2個、合計34gの可変式ウェイトを自在に配置変更することで、弾道のカスタマイズを可能にする。
- 飛距離重視設定:13gウェイトを前方のトウとヒールに配置するフロントウェイト設定。これにより、これまでのミニドライバーの中で最も低重心となり、スピン量を極限まで抑えた強弾道での飛距離アップに貢献する。
- 寛容性重視設定:13gウェイトを後方に配置するリアウェイト設定。MOI(慣性モーメント)が大幅に向上し、ミスヒットに強い安定した弾道を実現。
この自在な重心位置変更こそがこのクラブの真骨頂。ゴルファーが求めるフェードからドローまで、あらゆる弾道を意図的にコントロールできる支配力を手に入れられる。
革新的なヘッド構造とテクノロジーの結集
現代のテーラーメイドの技術の粋を集めたヘッド構造も大きな特徴だ。
- インフィニティ・カーボン・クラウン:軽量なサテン仕上げのカーボンクラウンを採用。この軽量化で生まれた余剰重量を、最も効果的な位置に再配置することで、より高度な重心設計を可能にしている。
- ZATECHチタンフェース:高い反発性能が特徴のZATECHチタンフェースが、圧倒的なボール初速を実現。さらにフェース上部のレーザーアライメントが、アドレス時の構えやすさを飛躍的に向上させ、自信を持って振り抜ける。
- ツイストフェースと貫通型スピードポケット:弾道のバラつきを抑え、飛距離と直進性を両立する「Twist Face」を搭載。また、ミスヒット時の無駄なスピンを抑えボール初速をキープする「貫通型スピードポケット」が、ティーショットだけでなく、フェアウェイからのショットにも高い安定性をもたらす。
伝説を継承する専用デザインとスペック
シャフトは、テーラーメイドオリジナルシャフト「Diamana Silver TM55」をベースに、伝説の「r7」発売当時のデザインをモチーフにした専用シャフトを採用。グリップも専用モデルを採用し、クラブ全体が持つ統一感と美しさは所有感を満たす。
この「r7 Quad」ミニドライバーは、ドライバーの代わりとして、またロングホールのフェアウェイからのアグレッシブなセカンドショットの選択肢として、ゴルファーがより戦略的にプレーを楽しめるはずだ。

