男子ゴルフの今季国内ツアー第24戦「カシオワールドオープン」の3日目が28日、高知県安芸郡のKochi黒潮CC(7375ヤード、パー72)で行われ、2日目に首位に立った鈴木晃祐が4バーディ2ボギーで首位をキープ。初日首位だった砂川公佑は鈴木に1打差まで詰め寄り2位、そして、鈴木の東北福祉大学時代の同級生である蟬川泰果が8バーディノーボギーの「64」で猛チャージで17位タイから3位タイに浮上した。
画像: 左から逆転賞金王を狙う蟬川泰果、首位をキープした鈴木晃祐、鈴木に1打差に詰め寄った砂川公佑

左から逆転賞金王を狙う蟬川泰果、首位をキープした鈴木晃祐、鈴木に1打差に詰め寄った砂川公佑

鈴木晃祐、「我慢のゴルフ」で単独首位を死守

画像: 17番のバーディで思わずガッツポーズをみせた鈴木晃祐

17番のバーディで思わずガッツポーズをみせた鈴木晃祐

東北福祉大では蟬川泰果と同期、中島啓太(日体大)、平田憲聖(大院大)らと同学年の鈴木晃祐が、3日目を「70」と粘り、トータル16アンダーで単独首位をキープした。

鈴木はこの日を「我慢のゴルフ」と表現。「3番でボギーが先行して、5番でもティーショットを林に曲げてしまった」と、序盤は苦しい展開だったことを明かした。

しかし、そこでスコアを崩さず「ボギーを最小限に抑えることができた」と、地力を見せた。初日、2日目と圧倒的なショット精度で貯金を築いた鈴木のゴルフは、「やはり自分のゴルフをやりきることが大事。優勝争いを経験しながらも勝てていないことが多いので、明日こそは優勝目指して頑張りたい」と、最終日での初タイトル獲得に意欲を燃やす。

砂川公佑、起死回生のチップインで「初シードの執念」

画像: 才能が開花しつつある砂川公佑

才能が開花しつつある砂川公佑

初シードを狙う砂川公佑は、3日目を「69」で回り、トータル15アンダーの単独2位につけた。

「ショットが安定していて、パーオン率も高かったので、危なげないゴルフができた」と、安定したプレーが続いていることを強調。賞金シード獲得が目前に迫る砂川は、「本当に優勝したい気持ちが強すぎる」と、強い覚悟を覗かせた。

特に16番(パー4)では、奥のカラーから25ヤードを58度でチップインバーディを奪うというビッグプレーを披露。「ライが良くて、寄せようと思ったのが入ってくれました」と、謙虚に語った起死回生の一打が、最終日最終組で鈴木を追う権利を確実にした。

蟬川泰果、ゾーンに入ったパットで猛追

画像: 64という猛チャージで優勝戦線に入り込んだ蟬川泰果。狙うは優勝と逆転賞金王だ

64という猛チャージで優勝戦線に入り込んだ蟬川泰果。狙うは優勝と逆転賞金王だ

鈴木の大学時代の同級生である蟬川泰果が、この日「64」というビッグスコアを叩き出し、トータル14アンダーの3位タイに急浮上した。

蟬川は8バーディ、ノーボギーという驚異的なチャージを見せ、この日を「パッティングが本当に良かった(この日の平均パットは1.5333で全体の3位)」と総括。

「全体的にショットはピンチだったんですが、パッティングでなんとか助けられた。ラインとタッチが合っていて、ゾーンに入ったような感じで、全然外れる気がしなかった」と、グリーン上での感覚が冴えわたったことを語った。

最終日に向けて、「スコアを意識しすぎるとミスが出るので、自分のゴルフに集中して、一個一個丁寧にやっていきたい」と、冷静な姿勢を維持する構えだ。

最終日、鈴木を、初優勝とシードを狙う砂川が1打差で追う。そして、その背後には、大学同期で世代のライバル、そして逆転賞金王を狙う蟬川が2打差で虎視眈々と迫っている。若き才能たちがぶつかり合う、予測不可能な最終日の戦いが始まる。

撮影/姉崎正

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