女子ゴルフの来季前半出場権をかけたファイナルQT初日が2日、茨城県の宍戸ヒルズCC(6418ヤード・パー72)で行われ、25歳の高橋しずくが7バーディノーボギーの65で回り、単独トップに立った。4日間を戦い、順位に基づいてQTランクが与えられ、40位前後までがサロンパスカップのメジャー大会をのぞく第1回リランキングまでのほぼ全試合に出場できる見込みになっている。
画像: ファイナルQT初日単独トップに立った高橋しずく(撮影/姉崎正)

ファイナルQT初日単独トップに立った高橋しずく(撮影/姉崎正)

インからスタートした高橋は13番パー4、14番パー5、15番パー4で3連続バーディを奪い、前半を33で折り返すと、アウトの1番パー5でもバーディを奪い、7番パー5、8番パー4、9番パー4と上がり3ホールも連続バーディ。7アンダーで大きくスコアを伸ばした。

コースは「ソニー日本女子プロ選手権・関東予選」の会場で、そのときは6アンダーの「66」で予選を通過、「割と好き」と相性がいい。ショットの調子が良く、「今年のベストスコアが出ました。嬉しいです」と笑顔を見せた。

高橋は、2000年神奈川県出身で、厚木北高校卒業後、22年にプロテストに合格。今季はステップ・アップ・ツアーを主戦場にして17試合で15試合に予選通過したが賞金ランクは55位だった。QT1次(A地区)を3アンダー11位で突破し、ファイナルに臨んでいる。

「来年はレギュラーツアーで戦いたい」とQTにかける気持ちは強い。明日以降、「ちょっと寒い予報なので、やれることをやって淡々とプレーできたらいいなと思います」と、気持ちを引き締めた。

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