ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを紹介。今回は、「ゴルフ場スタッフへの配慮」がテーマです。
画像: ゴルフ場のスタッフに余計な負担をかけない配慮とは?(写真はイメージ)

ゴルフ場のスタッフに余計な負担をかけない配慮とは?(写真はイメージ)

ゴルフ場はかなり人手不足

12月になって何かと気忙しくなる頃ですね。年末に向けてゴルフ場も混雑する時期です。この時期、特に週末は多くの来場者への対応に終われ、ゴルフ場はかなりテンパっています。

こんな時には出来るだけスタッフに余計な負担を掛けずに利用していただきたい。ゴルフを愛する者として、今回はゴルフ場側の声を代弁し、特にゴルフ場に迷惑をかける事になる二つの事柄について注意喚起をさせていただきたいと思います。

混雑時のゴルフ場で1番困るのは、予約した時間通りにプレーヤーとキャディバッグが揃わない事です。当日キャンセル、遅刻などは、もちろん大変な迷惑となりますが、プレーヤーは到着しているのに、キャディバッグが確認出来ず、カートへの積み込みが出来ない。これが意外と多く、スムーズな運営に支障をきたしているのです。

プレーの進行をコントロールしているキャディマスター室では、時間通りにスタートして貰うため、バッグがカートに正しく積まれて、プレーヤーも揃っている。この状態を早めに作っておきたいのです。皆さんが気をつけたほうがいいと思う点はごく基本的な事です。

①キャディバッグに名札を付ける。出来れば見やすい位置に。読みにくい名前の人は読み仮名かローマ字表記を。

②宅配便利用の場合は早めに確認を。

③そして自分のバッグが正しいカートに積まれているか確かめる。

こうした配慮をしてもらえたらカートに積み込むスタッフ、キャディマスターも助かると思います。もちろん、遅刻時の対応も大切です。遅れて到着する仲間がいる事が分かったらすぐにコース側に伝えて、フォローしてあげて下さい。

コンペなどで、急なメンバーの組み替えになる可能性があるなら、幹事さんとも連携して対処。皆さんも、余裕を持ってコースに到着する様に心掛け、スムーズにプレー出来る様に協力して頂けたらと思います。

もう一つ、コース側に負担を掛けてしまうのは「落とし物 忘れ物」です。プレー中、クラブや小物を失くしてしまって、コースのスタッフに捜索を頼む。よくあることかと思いますが、今やご多聞に漏れず、ゴルフ場も人手不足が慢性化していて、捜索に人を割く余裕の無いコースも増えています。

捜索をお願いしても、「後続の組に聞いてみますね」と言われるだけ、となるのも致し方無い状況と言えるでしょう。ゴルフ場で失くして一番困るのは、スマホやレーザー距離計など、小さくて高額な物品です。

広大なコースで見つけるのは困難ですし、盗難に遭ってしまう恐れもあります。失くした本人はすぐにでも探しに行きたいと思いますが、安全管理上、他のプレーヤーがプレーしている間は、お客様だけをコースに行かせる事は出来ません。

必然的にスタッフが同行しなければならず、「全組キャディ付き」の様な高級コースは別ですが、コース側に大きな負担を掛ける事になります。また、コースを後にした後に気付く忘れ物。これも非常に多いです。

ほとんどのコースに忘れ物管理簿があって、拾得物は管理されていますが、それに伴う保管、電話応対、返送の業務なども地味に負担となっています。もしそうした要件でコースに電話するなら、朝のチェックインの忙しい時間を避けて10時過ぎにして貰うとコース側も助かると思います。

何かと忙しい時期ですが、身の回り品の管理をしっかりして頂けたらと思います。

ゴルフ場が混雑していると、お客さんの方は、「詰め込み過ぎ」などと言いますが、需要の多い時期に組数が増えてしまうのは当然と言えば当然で、ゴルフ場側と利用する側、双方がスムーズな進行の為に協力していくしか無いと思います。

ゴルフ場に余計な負担を掛けず、気持ち良くプレーしていただけたらと思います。

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