今年のプロテスト合格者が出場する「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」初日が10日、千葉県のグレートアイランド倶楽部(6525ヤード・パー72)で行われ、高校生の伊藤愛華と田村萌来美(たむら・もなみ)が6アンダーで首位スタート。同じく高校生の吉﨑マーナも3アンダー4位タイスタート。3人の高校生がトップ4に君臨。なお、QTファイナル1位の倉林紅が4アンダー3位につけている。
画像: 左から田村萌来美、伊藤愛華、吉﨑マーナ

左から田村萌来美、伊藤愛華、吉﨑マーナ

JK3人が躍動した。

プロテストをトップ合格し、QTファイナル16位でレギュラーツアー開幕戦デビューを決めている埼玉栄高3年の伊藤は、7バーディ1ボギーの66で回った。

「ショットの調子がよく、1ピンぐらいか、1ピン以内につけて奪ったバーディが多かったです。スウィングが安定していて、あまり曲がったりもしないので、パーオン率も高く、安定したゴルフにつながりました。今日は池に一度入りましたが、自分的には悔いは残っていないので、明日からの2日間も悔いを残さず回れるように頑張りたいです」

初日のプレーを自己分析しつつ、明日に向けて意欲を見せた。

ルネサンス高3年の田村は6バーディボギーなしの66のラウンド。

「今日は目標にしていた攻めるゴルフができていたので、いいゴルフができたと思います。ドライバーショットをフェアウェイの真ん中に置けて、いいところからセカンドショットを狙えました。ピンにも寄ってくれたし、パッティングも決まってくれてよかったです。QTに失敗したので、新人戦では勝ちたいなと思っています。明日以降も攻めるゴルフをしたいですし、楽しんで上位を目指します」

明日以降も優勝目指して攻める姿勢を貫いていく。

沖縄カトリック高3の吉﨑マーナは4バーディ1ボギーの69。

「ショットもパッティングもかみ合わず、気持ちよくラウンドすることはできませんでした。そのなかで3パットがなかったこと、ボギーが1個だったことはよかったかなと思います。この後は得意の100ヤード以内のショットを調整したいです。やっぱり出るからには一番を目指しますが、明日からはもう少しいつもみたいにリズムよくラウンドできればいいなと思います」

合格者22人(出場者は20人)のなか、高校生プロは3人。そのJK3人が優勝争いに名乗りを上げた。

撮影/岡沢裕行

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