ゴルフの国内女子(JLPGA)、国内男子(JGTO)、シニア(PGA)の3ツアー対抗戦「Hitachi 3Tours Championship2025」が14日、千葉県・平川CCで行われ、第1ラウンドは悪天候で中止となり、1つのボールを交互に打つフォアサム形式のセカンドステージ9ホールで優勝を争った。結果は女子(佐久間朱莉、神谷そら、河本結、菅楓華、高橋彩華、荒木優奈)が16ポイントを獲得して3年連続9回目の優勝を果たした。優勝賞金3000万円を獲得し、大会MVPには菅が輝いた。男子が12ポイントで2位、シニアが8ポイントで3位となった。
画像: MVPを獲得した菅楓華(撮影/姉崎正)

MVPを獲得した菅楓華(撮影/姉崎正)

日章学園の同級生ペアが活躍

画像: 日章学園の同級生ペア、荒木と菅(撮影/姉崎正)

日章学園の同級生ペア、荒木と菅(撮影/姉崎正)

女子は荒木、菅が組んだ第1組が2アンダーでチームをけん引。第2組の佐久間、高橋はイーブンパーにとどまったが、第3組の神谷、河本が1アンダーで回り、2005年に初めて開催されてから今年で第20回を数える大会史上初の3連覇に貢献した。

MVPの菅は第1回が行われた2005年生まれで、この日は宮崎・日章学園の同級生・荒木と組み、息の合ったプレーで2バーディ、ボギーなし。優勝とMVPのインタビューでは「なかなか3連覇はできないと思うんですけど、本当にみんなで取った勝利だと思うのでうれしいです。今シーズンはパッティングがすごくよくなったので、私は結構強気にいくタイプなので、また来シーズンも見てほしいなと思います」と満足そうに話した。

最終9番で優勝を決めるパットを入れた河本はチームの面々と興奮気味にハイタッチし、優勝会見では「超うれしいです。それだけです」と喜んだ。

◇女子チーム各選手の喜びの声◇

画像: 女子(佐久間朱莉、神谷そら、河本結、菅楓華、高橋彩華、荒木優奈)チームと小林浩美会長(撮影/姉崎正)

女子(佐久間朱莉、神谷そら、河本結、菅楓華、高橋彩華、荒木優奈)チームと小林浩美会長(撮影/姉崎正)

荒木優奈「初出場ですごく緊張していましたが、(菅)楓華とのペアを組めて、このメンバーで勝ててすごくうれしい」

菅楓華「私も初出場でこういうコンディションでラウンドするのが不安でしたが、ペアの優奈が同級生だったので心強かった」

佐久間朱莉「彩華さんと組んですごく楽しくて、3ツアーズならではの一緒に相談し合ったりとか、緊張したけど、楽しかった。今年もJLPGA優勝がすごくうれしいです」

高橋彩華「ペアの朱莉ちゃんに迷惑をかけないかすごく心配でしたが、たまに貢献できたのがすごくよかった。何よりも朱莉ちゃんと1日楽しくゴルフができたのがよかったです」

神谷そら「出場が決まってからシーズン中もドキドキしていて、シーズンの終わり方はあまりよくなかったので、ショットに不安がある中、ずっと結さんに励ましてもらいながら、たまにパッティングで貢献できたのがよかったです」

河本結「最後のパットはとにかくこれを入れれば勝つからキャプテンとして締めるところは締めないと思って頑張ったので、入ってうれしかったです」

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