タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第100回はツアーブラック仕上げの「GOLO M3」について。

感性を引き出す2本のL字

画像: GOLO M3 SELECT TOUR:ツアーブラックのヘッドに、黒のペイントが渋いGOLO M3。セレクトシリーズのパターは、トウ&ヒールに配したソールウェイトとソールプレートが特徴で、ウェイトのないクラシックモデルよりも、打点のミスに強い仕上がりとなっている

GOLO M3 SELECT TOUR:ツアーブラックのヘッドに、黒のペイントが渋いGOLO M3。セレクトシリーズのパターは、トウ&ヒールに配したソールウェイトとソールプレートが特徴で、ウェイトのないクラシックモデルよりも、打点のミスに強い仕上がりとなっている

グリーンの3ドットが印象的なツアーブラック仕上げのGOLO 3と、黒いサークルTウェイトを要した、同じくツアーブラック仕上げのGOLO M3である。

GOLO 3およびGOLO M3は、デルマーの進化系とも言えるモデルで、そのヘッドのシルエットは、基本的にデルマーと同じである。また、スタンダードなデルマー同様、この2本にもフローネックが採用されている。

画像: 写真左が「GOLO3」、右が「M3」/ディープミルドのフェースに、サークルTのマークがエングレイブ(機械彫刻)された、セレクトシリーズのGOLO3。ツアーブラック仕上げのボディに入れられた、ライトグリーンのペイントが、コースに映える一本

写真左が「GOLO3」、右が「M3」/ディープミルドのフェースに、サークルTのマークがエングレイブ(機械彫刻)された、セレクトシリーズのGOLO3。ツアーブラック仕上げのボディに入れられた、ライトグリーンのペイントが、コースに映える一本

2つのモデルの違いは、バックフェースのデザイン。GOLO 3がキャビティバックになっているのに対して、M3にはキャビティのないマッスルバックと呼ばれるデザインが採用されている(M3のMはMuscle Backの頭文字)。

ちなみに、L字マレットは、ストローク軌道がストレートではなく、弧を描くプレーヤー、メカニカルに打つのではなく、細かなタッチやフィーリングを重視して打ちたいプレーヤーに向いたパターと言える。

M3は、キャメロン氏がプライベートで使用するお気に入りのモデルだというが、キャメロン氏もそんなタイプなのであろうか。

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

※週刊ゴルフダイジェスト12月23日号「キャメロンマニア宣言」より

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