「私の写真とはレベルが違いすぎるっ」(竹田)

何より写真の色鮮やかさに感動していた竹田
竹田が帰国したのは約1カ月前の11月27日。2週間地元の熊本県に滞在した後、関東に移動してきたとのこと。来週には熊本に帰り、1月末から始まる来シーズンに向けてトレーニングを開始するそうだ。束の間のお休み期間に見る写真展を竹田はどのように楽しんだのか?
「私はまだ行ったことのないエリア(東京ディズニーシーのテーマポート・ファンタジースプリングス)の写真が並んでいました。どれも色鮮やかで大きな写真ばかりですごく綺麗だなと思いました。お気に入りはアナと雪の女王の写真。実写が綺麗でした」
富士フイルムから一眼レフやチェキをもらい、彼女自身も写真撮影にハマっているという。取材陣から「参考になるところはあったか? 」という質問が飛んだ。
「いや、結構レベルが違かったので(取材陣の笑い声が響く)。でも見ていて、やっぱり一枚の写真を撮るっていいなと思いました」
案内係を担当した森山さんに聞いた! 竹田はここに驚いていた

どの写真にも興味津々の竹田
「観覧しているときに、どの写真にもゲストが映っていないことに驚かれていました。『いつ撮ってるんですかね』と撮影の裏側にも興味を持っている様子でした」(森山さん)
竹田本人が撮影した今年のお気に入りの1枚

富士フイルムの公式サイトでは、竹田が撮影した写真を公開中
実は、富士フイルムの公式サイトにて、シーズン中に自分で撮影した写真を公開している竹田。その中からお気に入りの1枚を持参してくれた。
「ハワイで試合があった時に撮影した1枚です。宿泊していたホテルの近くに綺麗な景色が見れるスポットがあると知り、スーパーでお惣菜を買って向かいました。ベンチがあったのでそこに座って撮影したのですが……夕日が沈む頃に行けたので時間が経つごとに景色が変わっていって。それがまた美しかったです」
「アメリカは自然が多かったので、練習が終わってホテルでゆっくりするのもいいですが、ちょっと散歩するのもいいかなと思い、外に出て近場の滝や動物を撮影していました。向こうは公園が広いですし、川が流れていたりもするので。そこでゆっくり過ごすことが気分転換になっているところもありました」
これが竹田麗央のお気に入りの1枚! 時間の経過とともに移り変わりゆく景色が気に入ったとのこと
海外本格参戦の今年は「とにかく移動が大変だった!」
1枚1枚が大きな写真に驚く竹田
やはり気になるのは、初の米女子ツアーの感想だ。
「移動が大変でした。日本ではたまに3日間大会がありましたが、向こうは4日間大会が基本。出場できる試合にはすべて出場していたので、疲れが残ったまま次の試合の初日を迎えることになったり。体調が万全ではない状態でプレーをしたこともありました。なので来シーズンは、出場する試合を少し減らすことも考えてはいます」
必然と、ゴルフ場に滞在する時間も長くなり、ゴルフ場とホテルを行き来していることが多かった。移動が多いシーズンとなったが、スポンサーが各地に応援に駆けつけてくれたことが心強かったと話していた。
昨シーズン、日本で8勝を挙げたことが生きた面はあったのか?
「環境は違いましたが、プレーを大きく変えることはなかったです。昨シーズンに何度も優勝争いに絡み緊迫した場面に対峙できたのは、すごくいい経験でした。今季は何度かしか経験できませんでしたが、こうやったら上手くいくというのを試せたところはよかったと思います」
「1月末から試合が始まるので、それまでにしっかり体作りを行いたい。今年の課題を克服して、いい状態で開幕戦を迎えられたらなと思います。まずは1勝できるように、そしてメジャー大会で優勝することをずっと目標としているので、そこを目指して頑張りたいと思います」
©Disney



