独自の「ゼロトルクテクノロジー」でフェースがブレない

長尺デザインは8万1400円(税込)、ロフト角3度、ライ角79度(提供:PXG Japan)
今作は、昨今のツアーで評価されている「長尺デザイン」に、PXG独自の革新的なヘッド構造を融合。プレッシャーのかかる場面でもオートマチックにストロークできる、安定性を追求したパターだ。
「Allan ZT ロングパター」のパフォーマンスの核となるのは、PXGが特許を持つ「ゼロトルクテクノロジー (※)」だ。重心(CG)をシャフト軸の直下に配置し、専用設計のSホーゼルを採用することで、ストローク中にフェースが自然にターゲットラインに対してスクエアな状態を維持しようとする。
これにより、プレーヤーが手元でフェースの開閉をコントロールする必要がなくなり、再現性の極めて高い純粋な転がりを実現している。
※ゼロトルクテクノロジーとは
パフォーマンスの中核を成すPXG独自の特許技術ゼロトルクテクノロジー。重心(CG)をシャフト軸の直下に配置し、専用設計のSホーゼルを採用することで、ストローク中、フェースが自然にターゲットラインにスクエアな状態を保ってくれる。さらに、マルチマテリアル構造の中空ボディ設計により、大慣性モーメント(MOI)を実現。前方重心の配置をサポートするとともに、打音が洗練されて、全体的なバランス性能を高めている。
長尺設計と「480g」の超重量級ヘッド

「Allan ZT ロングパター」のヘッド
本製品は標準45インチ(最大47.5インチまで調整可能)の長尺仕様。これに480gという大幅に重量を持たせたヘッドを組み合わせることで、手先の余計な動きを物理的に抑制する。
ヘッド構造にはマルチマテリアルの中空ボディ設計を採用し、圧倒的な高慣性モーメント(MOI)を達成。ミスヒット時の寛容性を高めると同時に、先進的なピラミッドフェースパターンがソフトな打音と一貫したレスポンスをプレーヤーに提供するとのこと。
個々のスタイルに合わせた精密なカスタマイズ

「Allan ZT ロングパター」のグリップ
PXGのデザインエンジニア、マット・アンドリュースが「精度を犠牲にすることなく、より安定したストロークをもたらすロングパターを目指した」と語る通り、フィッティング機能も充実している。
精密ウェイト調整システムにより、ヘッド重量は465gから500gまで調整が可能。標準装備の「PXGスプリットグリップ」に加え、シャフトも標準のKBSクロームのほか、オプションで「PXG M16 ブラックスタビリティシャフト」へのアップグレードにも対応しており、個々のストローク特性に完璧にマッチさせることが可能だ。
パッティングの不安をテクノロジーで解決しようとするPXGの最新作。グリーン上に悩むゴルファーにとって見逃せない選択肢となるだろう。発売開始は12月18日から行っているが、商品発送は1月14日から順次発送とのこと。
Allan ZT ロングパター製品概要
●発売開始日:2025年12月18日
●商品発送:2026年1月14日より順次
●参考価格:8万1400円(税込)
●カラー展開:ブラック/クローム
●ロフト角:3度/ ライ角:79度





