日本のゴルフ界を牽引し続けた「ジャンボ」が、天国へと旅立った。 12月24日、尾崎将司の長男・智春氏より、プロゴルファーの尾崎将司が12月23日午後3時21分、S状結腸がんのため永眠したことが発表された。享年78。世界で戦う日本のエース、松山英樹も悲しみに暮れた。2017年の「ダンロップフェニックス」予選ラウンド。当時70歳のレジェンドと同組で回った2日間は、松山にとって忘れられない記憶として刻まれている。日本ゴルフ界のバトンを受け継ぐ者として、強い決意とともに哀悼の意を表した。

17年のダンロップフェニックス2日目の松山英樹と談笑しながらラウンドする尾崎将司(撮影/岡沢裕行)
松山英樹コメント

松山英樹からの追悼のコメント原文
訃報連絡を受け、深き驚きと悲しみに包まれております。
ジャンボさんとは、2017 年のダンロップフェニックストーナメント予選ラウンドの 2 日間をご一緒にプレーさせていただきました。当時 70 歳とは思えないほどの圧倒的なオーラと力強いプレーは、今でも鮮明に記憶に残っております。それが最後の機会となってしまったことが、非常に残念でなりません。
日本のゴルフ界の発展に多大なるご尽力をされてきたことに、心より敬意を表します。
私自身をはじめとする若い世代が、これからの日本ゴルフ界を次の世代へと繋ぎ、さらに盛り上げていける存在でありたいと、改めて強く思いました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
松山 英樹

日本ゴルフ界を松山英樹に託した瞬間か?(撮影/岡沢裕行)



