
写真は24年LIVゴルフ・ラスベガス(撮影/岩本芳弘)
2026年リーグは「57名」にフィールド拡大
今回の変更は、2026年LIVゴルフリーグの構造改革に伴うものだ。 来シーズンのレギュラーシーズンフィールドは、従来の54名から57名へと拡大される。内訳は「4人1組の13チーム(計52名)」に加え、新たに「ワイルドカード5名」が設定された。
このワイルドカード5名は、チームに所属せず個人戦のみを戦う枠となる。なお、個人戦のみとはいえ、リーグのレギュラーシーズン13大会への出場が保証されている。
ワイルドカードの5名は以下のメンバーになる。
● インターナショナルシリーズ(アジアンツアー)ランキング上位2名
● LIVゴルフ・プロモーションズ(予選会)の上位3名

インターナショナルシリーズ枠でLIVゴルフリーグ入りを決めたスコット・ビンセントと浅地洋佑。どちらもJGTOファンなら馴染み深い選手(PHOTO/Ian Walton/Asian Tour)
つまりインターナショナルシリーズランキング1位のスコット・ビンセント(ジンバブエ)と、同2位に入った日本の浅地洋佑はチームに所属するのではなく、個人としてLIVゴルフリーグを戦うことになる。また、予選会から勝ち上がる3名は、彼らと共にワイルドカードとして、腕を競うことになる。
日本勢3名の立ち位置は?
予選会には世界24カ国から83名がエントリー。そのうち63名が現地時間1月8日(木)の第1ラウンドから出場します。日本からは“飛ばし屋”池村寛世と今季初優勝を遂げた勝俣陵が参加。
まずは第1ラウンドの上位20位(タイを含む)が翌日の第2ラウンドへ進出。ここでスコアは一旦リセットされ、小西たかのりら「第1ラウンド免除組」20名が合流して戦います。
さらに第2ラウンドの上位20位(タイを含む)が第3ラウンド以降に進み、スコアは再びリセット。最後は2日間36ホールの決勝ラウンドを行い、終了時点の上位3名が「2026年LIVゴルフリーグ」への出場枠を獲得します。そして賞金は1位20万ドル、2位15万ドル、3位10万ドル。
アンソニー・キムやミゲル・タブエナといった実力者もひしめく激戦区だが、「3枠」への拡大は日本勢にとって間違いなく朗報だ。 浅地洋佑に続く、2人目、3人目の日本人LIVリーガー誕生なるか。年明けのフロリダから目が離せない。
LIVゴルフ・プロモーションズ 概要
● 日程:2026年1月8日(木)~11日(日)
● 会場:ブラックダイヤモンドランチ(米フロリダ州)
● フォーマット:4日間72ホールのストロークプレー(ラウンドごとにカットあり)
● 特典:上位3名に2026年LIVリーグ出場権、トップ10(タイを含む)にアジアンツアーのインターナショナルシリーズ出場権
※2025年12月31日17時38分、一部加筆修正しました。
