ツアー優勝者をスウィングを解説する人気連載「勝者のスウィング」。オフの間は将来の勝者候補、2025年合格の“原石”たちをプロコーチ中村修が解析する。第1回は山下美夢有と同じ読みの森村美優。プレースタイルは対照的な平均270ヤードの飛ばし屋だ。現役女子大生プロの豪快なスウィングに迫る。
画像1: 同じ“ミユウ”でも平均270Yの飛距離が武器! 森村美優の秘訣は「右軸・ベタ足」打法【新人女子プロのスウィング#1】

森村美優(Miyuu Morimura)

生年月日:2006年5月4日(19歳)
出身地:香川県高松市
出身校:東京福祉大学 在学中
ゴルフ歴:8歳~
目標とするプロゴルファー:トニー・フィナウ
持ち球:最近フェードに変更
得意クラブ:ドライバー
ドライバー平均飛距離:ラン込みで270ヤード
今後の課題:冬の間のトレーニングと、プロとして恥ずかしくないスコアを出すこと

飛距離が自慢の女子大学生プロ

球筋をフェードに変えたという森村選手は「ちゃんと当たればラン込みで270ヤードほど」と飛距離が自慢のプレーヤーです。スウィングのポイントは「リズムを保てるように意識し、インパクトで打ち急がないように意識している」と言います。

それではJLPGA新人戦加賀電子カップの練習日の連続写真を見て解説していきましょう。左手の甲が正面から見えるストロンググリップで握り、アッパー軌道でとらえたいドライバーでは体の正面にヘッドを構えています。テークバックでは手元を胸の正面に保ったまま胸を回し、早い段階で背中がターゲットを指しています。

画像: 左手の甲が正面から見えるストロンググリップで握り、胸の前か手元を外さないテークバック

左手の甲が正面から見えるストロンググリップで握り、胸の前か手元を外さないテークバック

切り返しでは、飛距離の源となる上半身と下半身の捻転差(Xファクター)の大きさが見て取れます。軸を右に取り左への重心移動は少なめでインパクトでも右足はベタ足が特徴的です。自身がポイントとしている「打ち急がない」ことが上半身と下半身の捻転差を作り、手元も遠くにあることでダウンスウィングの半径が大きくなり、ヘッドが加速する距離が長く取れていることで大きな飛距離を実現しています。

画像: 切り返しで上半身と下半身の捻転差を大きくし右足をベタ足にして地面を踏み込む

切り返しで上半身と下半身の捻転差を大きくし右足をベタ足にして地面を踏み込む

新人戦加賀電子カップでは風の強かった最終日にスコアを崩し19位タイで終えていましたので、オフの課題は見えているはず。2026年は来季のレギュラーツアーに向けてステップ・アップ・ツアーで経験を積む1年になることでしょう。

写真/岡沢裕行

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