最終日を単独トップでスタートし1打差で勝ち切ったスペインのナチョ・エルビラは「信じられない。優勝して子供がグリーンに駆け寄って抱きついてくれるのが夢だった。それが叶って本当にうれしい」と娘を抱いて優勝インタビューに応え感無量の表情を浮かべた。
来月39歳になるエルビラにとって今回がDPワールドツアー3勝目。しかしマキロイやローリーらビッグネームを破っての勝利に「後ろから強い選手が追いかけてきて中盤バタついた(8番&9番連続ボギー)けれど10番でパーをセーブしてから落ち着いて忍耐強くプレーできた」と胸を張った。

DPワールドツアー「ドバイ招待」を制したナチョ・エルビラ(写真/Getty Images)
マキロイは前半振るわなかったが9番から5連続バーディを奪って一時トップに並びかけた。だが意外にも「あまり優勝は意識していなかった」と敗戦にも笑顔。
「いいショットを打つことに集中した結果の5連続バーディ。良い兆候はあったし来週優勝するためにもう少し磨かなきゃいけない部分があったことに気づかされました」と本当の狙いは過去4勝を挙げている次週のドバイ・デザート・クラシックであることを打ち明けた。
シーズン初戦で肩慣らしを終え手応えを口にしたマキロイに対し朋友ローリーの落胆ぶりは大きかった。
エルビラと首位に並んで迎えた最終18番。バーディなら優勝、パーでもプレーオフの可能性があったがティショットは残り139ヤードのファーストカットへ。楽々パーオンさせるかと思われたが2打目をバンカーに打ち込み3打目はカップを通り過ぎグリーンサイドの池に消えた。
なんでもないファーストカットからまさかのダブルボギーで撃沈。マキロイと並び2打差の3位タイに止まった。
「ひどい結果だったね。どうすることもできなかった。この経験から学んで前に進むしかない」とため息をついたローリー。「ベストは尽くしたつもりだ。バンカーから9番アイアンを軽く打とうとしたのに池まで転がってしまうとは。ウェッジで寄せワンを狙うべきだった」と反省しきり。
ローリーは一昨年マキロイと組んでPGAツアーのチーム戦チューリッヒ・クラシックで優勝しているが個人戦の優勝は22年のBMW PGA選手権以来3年以上遠ざかっている。
「ここ数年勝っていないし、勝つのが難しいのはわかっている。(敗戦は)1日か2日は辛いだろうね。もう少しで勝てるところだったのに最後はナチョ(同じ38歳のエルビラ)にチャンスを譲ってしまった。傷を癒してまた来週に向けて準備をします」
マキロイは相性の良いアラブ首長国連邦でのトップ10入りを37回に伸ばした。ちなみに同地では優勝7回、準優勝8回。シーズンはじめはPGAツアーをスキップしDPワールドで戦うのもわかる。
【動画】ドバイ招待最終日のハイライトをチェック【DPワールドツアー公式YouTube】
Round 4 Highlights | 2026 Dubai Invitational
www.youtube.com

