全国から問い合わせが殺到するという、知る人ぞ知る人気ショップ「ゴルフステージ成城」。クラブナビゲーター・吉田朋広氏が注目ギアを徹底検証・解説する本企画。今回は1月29日に発売されたテーラーメイドのニューモデル「Qi4D」の純正シャフト「REAX(リアックス)」を試打検証します!

進化した第5世代カーボンフェース「Qi4D」

60層積層のカーボンフェースを採用した、テーラーメイドとして5代目(第5世代)となる「Qi4D」ドライバー。今シーズンのPGAツアーでも契約プロの使用率が着実に増えていて、平均飛距離やフェアウェイキープ率の向上といった好結果がすでに出始めています。

画像: テーラーメイド「Qi4D」

テーラーメイド「Qi4D」

「Qi4D」はブランド本来の強みである「スピード感」と「飛び」に改めて向き合い、空力特性に優れた形状でヘッドスピードアップを追求したモデルです。進化したフェース面は、特に縦方向の「ロール」を見直し、フェース上下の打点ブレによるスピン量のバラつきを抑え、飛びの安定化を可能にしています。

ネーミングの由来である「4D」は、フェース、シャフト、ヘッド、フィッティングの4側面(4つのDimension)からアプローチし、それぞれを極限まで追求したことを意味します。この新テクノロジーを結集した「Qi4D」は、ヘッド単体だけでなく、一人ひとりのスウィングから最大のスピードを引き出すため、シャフト開発にも注力。それが今回検証する「REAX」シャフトです。

「REAX」という名称は、ベテランゴルファーなら2006〜07年頃の「r7」シリーズに採用されていたのを懐かしく感じるかもしれません。今回、三菱ケミカル社との共同開発により「新REAX」として復活。テーラーメイドが過去20年、1100万件以上のショットデータを分析して導き出した、新たな選び方を提案しています。

画像: 「Qi4D」の純正シャフト「REAX」を検証

「Qi4D」の純正シャフト「REAX」を検証

高性能カメラでインパクト時のフェース開閉量を分析した結果から、ゴルファーを3タイプに分類。スウィングに合ったシャフトを選ぶことで、弾道の安定と飛距離アップを両立させる狙いです。

「REAX」のドライバー用バリエーションは以下の3モデルです。

REAX HR
ヘッドのフェース開閉量が多めの方向けのモデル
HR50にR・SR・Sの3フレックス
推奨ヘッド(Qi4D・Qi4DMAX)

REAX MR
フェース開閉量が標準的な方向けのモデルです。
MR60にS・Xの2フレックス
MR50にR・SR・Sの3フレックス
MR40にR・SRの2フレックス
推奨ヘッド(Qi4D LS・Qi4D・Qi4D MAX)MR40は(MAX LITE)

REAX LR
ヘッドのフェース開閉量が少ない方向けのモデル
60グラム台のS・Xの2フレックス
推奨ヘッド(Qi4D LS)

今回はコアモデルの「Qi4D(10.5度)」に、各モデルのSフレックスを装着して検証しました。

【REAX HR 50 S】振動数237CPM

HRは積極的にフェースをターンさせる、約20%のゴルファーがターゲット。先端(TIP)剛性を落とした設計で、ヘッドをスムーズに走らせてくれます。中間から先にしなりを感じる「中先調子」のイメージですが、手元の剛性はそこまで高くなく、一般的なパワーの方でも切り返しがしやすいでしょう。穏やかなしなりの中で、最後に先端がピュッと動く印象です。

画像: REAX HR 50 S

REAX HR 50 S

この先端の動きにより、打ち出し角はやや高めに出ます。捕まりを演出してくれる動きなので、右へ逃げる心配がなく、やさしくボールを捉えてくれます。スピン量は極端に少なくはないため、球をしっかり浮かせてキャリーで飛ばしたい方に最適です。

【REAX MR 50 S】振動数251CPM

中間に位置するMRは、前作Qi35の純正(Diamana TM55 S・242CPM)と比較しても数値通り「しっかり」とした仕上がり。手元に剛性があり中間がしなる「中調子」設計で、スウィングテンポを選ばず切り返ししやすいのが特長です。

画像: REAX MR50 S

REAX MR50 S

先端の余分な動きが抑えられているため、インパクトまでスムーズにヘッドを運べます。左右のブレに強く、直進性の高さが光りますね。ヘッドポジションを管理しやすく、つかまり具合を自分でコントロールしたい方に向いています。弾道は安定した中弾道。先端が強いので、叩きにいっても安心感があります。

なお、REAX MR 50 Sはコアモデルの「Qi4D」のメインシャフトとなっていますが、メーカー純正シャフトの50Sの設定としてはしっかりしていると感じる方が多いと思います。テーラーメイド社が考える「Qi4D」のターゲット層であるアスリートゴルファーが、十分納得できる性能に設計されたコアシャフトのSフレックスです。

アスリート層が十分納得できる完成度で、これまでの純正50g台に物足りなさを感じていた方こそ、ぜひフィッティングで試してほしいコアシャフトです。

【REAX LR 60 S】振動数248CPM

開閉の少ない約20%のゴルファー向けのLR。手元と先端の両方の剛性が高いのが特長です。シャフト自体の動きが少ないため、自身のスウィングでしっかりインパクトを作っていける方に適しています。

画像: REAX LR 60 S

REAX LR 60 S

純正でありながら非常に機能性が高く、弾道とスピン量を抑える設計。タメが強い方ほど、その恩恵を感じやすいでしょう。 特筆すべきは相乗効果です。「Qi4D」ヘッドはフェースロール設計の見直しにより、特にフェース下部ヒット時のスピン低減に成功していますが、このLRシャフトと組み合わせることで、より低スピンな強弾道が可能になります。

スウィングスキルが高いアスリート向けですが、純正らしい「ゆとり」も備えています。しっかり叩ける60g台を好む方は、コアモデルだけでなく「Qi4D LS」との組み合わせも含め、ぜひフィッティングで体験してみてください。

画像: 【REAX LR 60 S】振動数248CPM

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