今年も冬の新作シーズンがやって来た。
昨年のドライバー市場ではピンの「G440」が爆発的に売れたが、今年のピンはその大MOIバリエーションモデルの「G440 K」ということもあり、ニューモデルを投入するテーラーメイド、キャロウェイ両社への注目度が高くなっている。

テーラーメイドは前作からの系譜
キャロウェイはニューモデル

先日発表されたニューモデルは、テーラーメイドが「Qi4D」シリーズ、キャロウェイが「QUANTUM」シリーズだ。

テーラーメイド「Qi4D」シリーズは、「ステルス」以来のカーボンフェースの系譜に連なるモデルで、前作「Qi35」の流れをくみつつも性能をブラッシュアップし、正統進化モデルという位置づけだ。

一方キャロウェイ「QUANTUM」シリーズは、昨年の「エリート」から完全なニューブランドに一新。「トライフォース」という新フェースを採用したのが大きな特徴だ。

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちは、このドライバーをどう見ているのだろうか。それぞれのスタンダードモデル「Qi4D」と「QUANTUM MAX」についてプレステージ新宿店の石関泰フィッターに聞いた。

画像: 石関泰さん。ゴルフ5プレステージ新宿店勤務の腕利きフィッター(写真/小林司)

石関泰さん。ゴルフ5プレステージ新宿店勤務の腕利きフィッター(写真/小林司)

フィッティングの幅が広がった
テーラーメイド「Qi4D」

「『Qi4D』は、『Qi35』のからフェースのロール(上下方向のラウンド)や『貫通型スピードポケット』を見直したことでスピン量が安定しました。前作と比べるとPGAツアーの選手たちからの評判もよく、とてもバランスよくまとまっていると感じます。しかしそれよりも『Qi4D』の最大の特徴はフィッティング性能にあります。これはプロサービスで細かな調整を受けられるツアー選手よりも、市販品を買って使うアマチュアにとって大きなメリット。誰もが最適弾道を見つけやすく、その意味では非常に実戦的で実用的といえると思います」(石関さん)

画像: 「ツイストフェース」のロールを変更しているが、フェース上部のサイトラインの効果で構えやすい(写真/小林司)

「ツイストフェース」のロールを変更しているが、フェース上部のサイトラインの効果で構えやすい(写真/小林司)

画像: 「貫通型スピードポケット」も再設計された(写真/小林司)

「貫通型スピードポケット」も再設計された(写真/小林司)

「Qi4D」は、前方のトウ・ヒールに1つずつ、後方2つの計4つのウェイトビスが配されているのが特徴。これはかつての名器「r7」シリーズのウェイト位置を彷彿とさせるもので、ヘッドの重心位置をかなりドラスティックに変更できる。いまどきの大MOIヘッドでこれほどの重量をウェイトに回せるのは、さすがカーボンフェースといえるだろう。

そしてさらに注目すべきポイントは、純正シャフトを複数ラインアップしている点だ。

フェースのローテーション量を目安としたタイプ別に純正シャフトが3種類用意され、重量帯のバリエーションもある。そのため、従来はカスタム対応していたシャフトのほとんどを純正でカバーできるのだ。

画像: 「r7」のような4個のウェイト配置が特徴的(写真/小林司)

「r7」のような4個のウェイト配置が特徴的(写真/小林司)

画像: 「REAX」シリーズの純正シャフトの選択肢が豊富(写真/小林司)

「REAX」シリーズの純正シャフトの選択肢が豊富(写真/小林司)

「アマチュアにとっては、ヘッドそのものの飛距離性能以上に、スペックのマッチングが飛距離を左右します。その意味で『Qi4D』はシャフトとウェイトで最適なスペックを得やすく、ヘッドの性能を最大に引き出しやすい。とくにフィッティングを売りにしているプレステージにとってこれはとても心強く、実効性のある機能。これほど選択肢が広ければ、どんな方にも最適な弾道をご提案できると思います」(石関さん)

キャロウェイ「QUANTUM」
前作から進化を遂げたフェースに注目

対するキャロウェイ「QUANTUM MAX」は、チタンフェースの内側にカーボンシートを貼り付けて強度をアップ。さらにその間にポリメッシュを挟み込む3層構造の「トライフォース」フェースが特徴だ。ヘッドのデザインも一新し、完全なニューブランドとして打ち出されている。

画像: チタンの内側に、高剛性のポリメッシュで高強度のカーボンシートを貼り付けている3層構造フェース(写真/小林司)

チタンの内側に、高剛性のポリメッシュで高強度のカーボンシートを貼り付けている3層構造フェース(写真/小林司)

「『QUANTUM MAX』は、キャロウェイの“売り”であるAIフェースをさらに進化させた、『トライフォース』というフェースが特徴です。3層構造によって強度が高まったことでフェースを14%も薄くできたそうです。これによってフェース面上のコントロールポイントをさらに増やし、『エリート』以上の高初速化を実現しました。純粋な飛距離性能はかなり期待できそうです」(石関さん)

画像: カーボンクラウンで多くの余剰重量を生み出している(写真/小林司)

カーボンクラウンで多くの余剰重量を生み出している(写真/小林司)

キャロウェイは、新ブランドとはいえ、フェースの性能向上に主眼を置いたコンセプトは、ここ数年の方針の延長線上にある。つまりAIを駆使してこれまで研究を重ねてきたフェースの機能に、新構造でさらに上積みをしてきた形だ。

今回の「トライフォース」フェースは、は6万通り近いフェースを設計し、227万回以上というインパクトシミュレーションを行って生み出されたという。実際、オフセンターヒット時の飛距離ロスは際立って小さく、「どこで打っても飛ぶ」という感覚。ミスヒットの多いアマチュアにとって、やはり大きな恩恵があることは間違いない。

「つかまりや球の上がりやすさもバランスがよく、かなりユーザー層は広そうです。ウェイトはソール前方とヘッド後方にあり、後方のウェイトはスタンダードとドローの2ポジションに変更できます。さらにキャロウェイのカチャカチャは、フェースの向きを変えずにロフトやライ角を変更できる点もうれしいですね。その意味でも調整力は十分高く、実戦的でもあると思います」(石関さん)

画像: ウェイトは前方と後方に配置。後方ウェイトは2ポジションに変更できる(写真/小林司)

ウェイトは前方と後方に配置。後方ウェイトは2ポジションに変更できる(写真/小林司)

自分に合わせて「飛ばせるヘッド」か、3層フェースの「飛ぶヘッド」か。気になった方は、ぜひゴルフ5プレステージに足を運んでいただき、実際に打ってその性能を確かめてみては。

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