
前多 愛(Meg Maeda)
生年月日:2002年10月6日(23歳)
出身地:滋賀県大津市
出身校:ルネサンス大阪高等学校
ゴルフ歴:7歳~
スポーツ歴:テニス
飛距離:230~240ヤード
持ち球:ドライバーはドロー、アイアンはフェード
今シーズンの目標:レギュラーツアーでの予選通過と、その先での優勝
曲がらないゴルフでつかんだプロテスト合格
「INTLOOPレディースカップ」で前多選手に自分のプレースタイルを聞いてみると「曲がらないゴルフ」と答えてくれました。プロテストでも71・72・71・71とテストのプレッシャーに風が吹くコンディションの中でもスコアメイクできたのは、曲がらずにFWやUTが得意、アプローチもパットも好きだという自身のプレースタイルを自覚し、その強みを磨いてきたからこそ。
ドライバーの飛距離は230~240Y、ドライバーはドロー、アイアンはフェードという弾道で打つと言います。そのスウィングを見てみると、アドレスで始動直前まで右手の親指と人さし指を握らずに構えています。小指、薬指、中指の3本で握ることで右手首を甲側に折る背屈の動きが作りやすくなり、ボールを押せるインパクトを実現しています。

テークバック直前まで右手の親指と人さし指を握らないことで力みのない始動を実現する
トップでの手元の位置は頭よりも高く奥行きもあります。そこから切り返すと肩甲骨周りが開いていることが見て取れます。お腹を引っ込め手元を遠くにすることで、ダウンスウィングの半径を大きくする効果と体幹を使える効果を生み出しています。

深く高さと奥行きのあるトップから肩甲骨周りを開きながら切り返す
ドローで打つというドライバーショットではヘッドの最下点はボールよりも手前になり、上昇しながらボールを捉えていきます。弾道計測器のトラックマンで計測するとヘッドの最下点(ローポイント)は飛距離を最大化したい女子プロの場合、ボールよりも10センチ前後手前になることが多いというデータが出ています。そのためには頭の位置はボールよりも右側にキープすることが重要になることに加えて、最下点を過ぎたヘッドはアウトサイドインの軌道を描くのでドローヒッターはボールを左に置き過ぎないこともポイントになります。

ボールを左に置き過ぎず、アッパー軌道でドローボールを打つ
今後の課題は「4日間競技でもブレないスウィング作り。トップの位置の安定と、同じリズムでの切り返し」とオフには認識する課題に向けて取り組んできたことでしょう。今季の目標を聞くと「レギュラーツアーでの予選通過とその先の優勝」と答えてくれました。まずは予選通過という地に足をつけた目標を掲げます。今季の前多選手は、ツアー生活を経験しながら自分のゴルフを磨いていく姿が見られることでしょう。
写真/岡沢裕行













