26年国内女子ツアー開幕戦「第39回ダイキンオーキッドレディス」が5日、沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部(6610ヤード、パー72)で幕を開ける。注目は、1988年のツアー制度施行後、日本人選手として初となる同一大会3連覇に挑む岩井千怜だ。4日に行われたプロアマ大会後、岩井は大会への意欲を語った。
画像: 昨年(左)一昨年に続き3連覇の期待がかかる岩井千怜(撮影/岡沢裕行)

昨年(左)一昨年に続き3連覇の期待がかかる岩井千怜(撮影/岡沢裕行)

岩井は今オフ、日本でのトレーニングに加え、1月には米フロリダ州での米ツアー開幕戦に出場するなど、米国→サウジアラビア→タイ→シンガポールと4試合に出場し、実戦を通じた調整を続けてきた。体調面について「元気にやってます。寒暖差はだいぶあるんですけど。うまく体調管理もできていますし、今のところ問題なくできています」と、コンディションは良好だ。

オフの取り組みは、例年通りのルーティンを軸にしつつ、他競技からの刺激を積極的に取り入れたという。「オフは毎年変わらないルーティンでやっていました。今年もトレーニングをしたり、ラグビー観戦、ホンダ硬式野球部さんと一緒に野球をやったり、ゴルフ以外のスポーツを観に行ったり。ゴルフだけじゃなくて、そういうのも大事に今年はできている」と述べた。

特にラグビー観戦からは、プロアスリートとしての在り方を再確認したという。「会場にいる人全員が一気に注目を浴びられる場所。そういうのもいいなと思いましたし、プレーしている真剣な姿を見るだけで感動もします。その分、陰で努力しているというのも、実際に肌で感じられるところが、自分もそうでありたいなと思います」と、技術向上を支える精神的な糧としたことを明かした。

開幕戦3連覇という記録についても、過度な意識は排除している。「(3連覇への思いは)ないですね。コンディションも去年とも違うと思いますし、体の調子だったりとか、気持ちのモチベーションだったりとかも年々違う。今年は今年で自分のベストなプレーをするのがやるべきことなので、フラットにまたゼロから始める気持ちです」と、冷静に自己を分析した。

舞台となる琉球ゴルフ倶楽部については、24年に18アンダーの大会記録を樹立するなど相性の良さが際立つが、本人の認識は異なる。「相性がいいとは限らなくて、予選落ちもしているコースなので、一年一年チャレンジ精神を持って臨めていることが大きなことだと思います」と、慢心はない。

今季から登録名を「Chizzy(チズィー)」に変更し、主戦場を置く米ツアーではすでに「ホンダLPGAタイランド」で2位に入るなど、世界ランク1位のジーノ・ティティクル(タイ)と優勝争いを演じた。「(ティティクルは)試合終わってサインしたり、ファン対応したり、それに加えて試合もしっかり自分のやるべきことをやって、結果にもつながっている。素晴らしいなと思って見ていました」と、競技とファンサービスの共立を理想に掲げる。

今大会の目標についても、「3連覇がかかっていますし、自分にしか味わえない光栄なこと。あまり考えすぎず、応援してくれているみなさんのためにも上位争いを目指して頑張っていきたい」と、チャレンジ精神で挑む。

今季出場4試合に成績

●岩井千怜(Chizzy Iwai)

  • ヒルトン・グランドバケーションズ TOC(アメリカ)27位タイ(通算2オーバー)
  • PIFサウジ・レディス・インターナショナル(サウジアラビア)9位タイ(通算15アンダー)
  • ホンダLPGAタイランド(タイ)単独2位(通算23アンダー)
  • HSBC女子世界選手権(シンガポール)21位タイ(通算4アンダー)

空港でのセレモニー


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