国内女子ゴルフの2026年シーズン初戦「第39回ダイキンオーキッドレディス」が5日、琉球ゴルフ倶楽部(6610ヤード・パー72)で開幕した。プロ11年目の永井花奈が5バーディ、ノーボギーの67(5アンダー)をマークし、単独首位で滑り出した。
画像: 初日5アンダーで単独首位スタートの永井花奈(撮影/岡沢裕行)

初日5アンダーで単独首位スタートの永井花奈(撮影/岡沢裕行)

今オフ、長年契約していたヤマハが6月末でのゴルフ用品事業撤退を発表したことに伴い、永井はクラブ契約フリーとして再スタートを切った。「じつはそれを知る前からフリーになることは決めていたのですが、サポートの面などあるので、クラブを変えることにしました」。

セッティングを一新して臨んだ初日、永井は1番から鮮やかな連続バーディを奪うと、「1番はフェアウェイから123ヤードを8番アイアンで打って、横3メートル。2番は135ヤードを9番アイアンで打って1ピンくらい。これが入ってバーディでした」と語るように、序盤から良い流れをつかんだ。

全体のプレーを振り返り、永井は「パーオンが結構できて(編集部注:16/18)、ストレスなく回れました」と手応えを口にした。昨季からフリーになる決意を固めていたというが、新たなセッティング選びは慎重に進めてきた。「ここに入る時点ではシャフトやヘッドは決まっていましたが、週に入ってから風が強かった。その風への対策も、良い方向に働いてくれました」と、大会までの微調整が良かったことを明かした。

画像: テーラーメイドの「Qi4D」で初日首位スタートの永井花奈

テーラーメイドの「Qi4D」で初日首位スタートの永井花奈

ドライバーはテーラーメイドの「Qi4D」を投入。「曲がらないですし、とくに芯を外してミスヒットした時に距離が落ちずに飛んでくれます」と評価した。

精神面の変化もあった。例年、開幕戦には強い緊張感を持って臨んでいたが、今年は「最初のほうは調整で様子を見ながらという気持ちがあったので、例年よりは少し落ち着いた気持ちでスタートできました。期待をしてなかったかなって感じで」と語る。

「新しいクラブを、試合のプレッシャーがかかったところで使った時にどうなるかを知りたかったというのはあります。それは出てみないと分からないことなので、それが分かれば最初の2試合くらいはいいかなと思ってやっています」

オフにはタイと福岡でそれぞれ1週間の合宿を行い、ショットの強化に励んだ。「タイは高橋彩華ちゃんの合宿に私からお願いして参加させてもらいました。ショットが大事だと思っているので、(昨年パーオン率1位の)彩華ちゃんのように上手い選手を見たかったんです」と、レベルの高い選手の技術を吸収する姿勢が今の安定感を生んでいる。

「今日狙ったターゲットに対して、ティーショットも思い通りの球でフェアウェイにいきましたし、パッティングもタッチが合っていました」と振り返るように、ショットとパットの噛み合いが初日の安定したゴルフを支えた。

「気負わずにいけたのが良かった。早いうちにプレッシャーがかかるところでプレーできるのは挑戦だし、テストとしてもいいですね」

クラブの「様子見」から始まった初戦。首位に立った永井は初日と同じ気持ちで2日目を迎えられるか。


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