ドラコンプロも気になる
USA逆輸入のぶっ飛びシャフト
USTマミヤ「LIN-Q PowerCore」

松本一誠プロ/2023年の日本ロングドライブ選手権チャンピオン。ドラコニスト兼インストラクターとして活躍中。横浜駅東口から徒歩約5分にあるISSEI Golf Labo主宰
2026年3月6日~8日にパシフィコ横浜で開催された「第60回ジャパンゴルフフェア2026」。今年の出展者数は235社!アジア最大級のゴルフの祭典として、最新ギアが一堂に会する毎年恒例のイベントだ。
そんな会場でドラコンプロの松本一誠プロが真っ先に訪れたのがシャフトメーカー「USTマミヤ」のブース。同社の最新シャフト「アッタスRX ウルトラブラック」と「LIN-Q PowerCore(リンクパワーコア)」がメイン展示されたブースで、松本一誠プロは「前から打ってみたかったんです」と発表されたばかりの新しい「LIN-Q PowerCore」に興味深々の様子。
「LIN-Q PowerCore」シリーズは
ブルー、レッド、ホワイトの3モデル

会場内の試打ブースで新しい「LIN-Q PowerCore」3モデルを早速試打!
USTマミヤの「LIN-Q(リンク)」は、もともとアメリカ(UST Mamiya US)で展開され、PGAツアープロたちから高い評価を得てきたシリーズ。「叩きにいっても左へのミスが抑えられ、強弾道で飛ばせる」、アスリートやハードヒッター向けのシャフト。
「LIN-Q PowerCore」は米国で2026年1月に登場したばかりの最新モデルで、前作「LIN-Q EX」との最大の違いは製品名に加えられた「PowerCore」にある。
「PowerCore」はUSTマミヤ独自の「Q-Ply素材×ナノレジンシステム」の名称で、高機能カーボンをナノレベルの技術で接着することで、シャフト全体のよりしなやかな"しなり戻り"を実現。また、エネルギーロスが少なくなったことで、スウィングパワーをより効率良くボールに伝えることが可能になった。
ラインナップは、「LIN-Q PowerCore BLUE」、「LIN-Q PowerCore RED」、「LIN-Q PowerCore WHITE」の3モデル。BLUEは米国での人気を受けて日本でも2月19日より先行的に発売が開始されており、レッドとホワイトは今夏の発売が予定されている。
3モデルにはどんな違いがあるのか。さっそく、試打ブースに入る松本プロ。トラックマンが弾き出す数値はいかに?
万能のスタンダード
LIN-Q PowerCore BLUE

「LIN-Q PowerCore BLUE(6S)」を試打する松本プロ
「BLUE」は、日本でも2月19日に発売が開始されたシリーズの核となる中調子モデル。適度なしなり感と叩きにいっても負けない強靭さを両立しており、飛距離と安定性のバランスを求める幅広いゴルファーにフィットするモデルだ。
松本プロの試打データ
ヘッドスピード:57.7m/s
ボール初速:81.7m/s
スピン量:2940rpm
キャリー:306.2y
トータル:325.0y
松本プロ 「6Sを試打しましたが、しっかり振っても吹けないし、曲がらない。スピンも増えすぎません。しなり感はありますが、シャフトに芯があってヘッドが暴れる感覚がありません。切り返しからインパクトまで安定した軌道で下せるのでドラコンの打ち方でも曲がりませんね。当たり負けせず、ヘッドの性能がしっかり活かせます」
つかまりが良く高弾道
LIN-Q PowerCore RED

ドラコンプロらしい豪快なスウィングで轟音を連発
「RED」はシリーズの中で最も「走り」を感じさせるモデル。ハードヒッター向けの「LIN-Q PowerCore」シリーズの中で最もボールをつかまえやすく高弾道。右へのミスを減らしながらキャリーで飛ばしたいゴルファーに合うモデルだ。
松本プロの試打データ
ヘッドスピード:57.6m/s
ボール初速:82.5m/s
スピン量:3350rpm
キャリー:303.8y
トータル:317.3y
松本プロ 「ブルーよりもスピンが入りますね。そのおかげでボールが上がりやすく、つかまりがいいのでドローが打ちやすいです。私のヘッドスピードだと少し弾道が高くなりすぎ、飛距離をロスしてしまいましたが、ヘッドのフィッティングを詰めていけば、キャリー+ランで飛ばせる武器になりそうです。6Sを試打しましたが、かなりしっかり目の6Sですね」
低スピンのパワーフェードで飛ばせる
LIN-Q PowerCore WHITE

豪快なショットを放つ松本プロ。打つたびに大きな打席マットがずれる
最後はツアープロの使用率が最も高い、低弾道・低スピンモデルの「WHITE」を試打。先端剛性がシリーズ中で最も高く、左へのミスを抑えた分厚いインパクトが特徴。左を怖がらずに思い切り振り抜きたいハードヒッターやフェードヒッター向きのモデル。
松本プロの試打データ
ヘッドスピード:57.4m/s
ボール初速:82.7m/s
スピン量:2460rpm
キャリー:321.1y
トータル:341.4y
松本プロ 「ブルー、レッドと比べて明らかにスピン量が減りますね。しなりは感じますが、シャフト全体の剛性が高く、インパクトの手ごたえがしっかり伝わってきます。使いこなすのにある程度のパワーは必要ですが、しならせた分だけヘッドがブレずに走ってくれる感覚です。つかまえに行っても左に行かないので、方向性重視のゴルファーにおすすめです」
「LIN-Q PowerCore」3モデルを打ってみた感想は?
松本プロ 「PGAのツアープロに人気のシャフトというだけあって、3モデルすべてシャフトにはっきりと芯を感じます。シャフトを大きくしならせるドラコンの打ち方で試打しましたが、ヘッドが暴れず安定した軌道でスウィングできるのでインパクトの再現性が高く、ボールの曲がりも少ないです。今回は3モデルとも6Sで試打しましたが、よりしなりの多い5S、5Rならもっと飛ばせそうです。しなり方や特性がはっきりしているので、トラックマンでヘッドスピードが44m/s以上の方なら自分に合ったモデルを選べるはず。飛距離と方向性を両立したいならぜひ試してほしいですね」
こちらも注目!
アッタスサンライズレッドがヤッターマンとコラボ。
その名も「ヤッタス」!

最後に、USTマミヤのブースで異彩を放っていたのが同社の人気シャフト「アッタスRXサンライズレッド」がアニメ「タイムボカン ヤッターマン」とコラボした「YATTAS(ヤッタス)」。「アッタスRXサンライズレッド」といえば、USTマミヤ歴代の先調子モデルよりわずかに先端剛性を高めることで、走りの良さはそのままにミート率を向上。特につかまりの良さが特徴でアマチュアに多いスライススピンを軽減してくれると評判のモデル。あなたのゴルフの正義の味方となるか、こちらもぜひ注目いただきたい。
USTマミヤ
LIN-Q PowerCoreシリーズについて
詳しくはこちらをチェック!
※試打ヘッドはすべてコブラ「OPTM X (9.0度)」を使用。試打結果はベストボールを採用
PHOTO/Takanori Miki




