『吉田優利×SMBC Girls Golf Championship-日本予選会-』(特別協賛:SMBC)が14日、千葉県の千葉夷隅GCで開催された。本大会は米女子ツアーで戦う吉田優利がスペシャルアンバサダーを務め、12歳から18歳の「ガールズ」を対象に行われた。実力を競う「トーナメント部門(平均スコア80以下)」に53名、競技の楽しさを体験する「チャレンジ部門(平均スコア80以上)」に13名の合計66名のジュニアが集結した。
画像: スペシャルアンバサダーとして大会を全面的に支援した吉田優利。夢をカードに描く「桜ボード」に「心配事も悩み事も笑顔でいれば全部うまくいくよ!!☆」と、子どもたちに向けてメッセージを書き込んだ(撮影/岡沢裕行)

スペシャルアンバサダーとして大会を全面的に支援した吉田優利。夢をカードに描く「桜ボード」に「心配事も悩み事も笑顔でいれば全部うまくいくよ!!☆」と、子どもたちに向けてメッセージを書き込んだ(撮影/岡沢裕行)

競技と並行して実施されたのが、全米女子プロゴルフ協会(USLPGA)と全米ゴルフ協会(USGA)が監修する「ガールズゴルフ」提唱の「5E」に基づく体験型プログラムだ。この理念は、Empower(自信を持つ)、Enrich(質を高める)、Engage(関わりを持つ)、Energize(活動的になる)、Exercise(運動する)の5つの要素から構成され、ゴルフをプレーするだけでなく、「ガールズ」の発達に特化したライフスキルの指導に重点を置いている。スペシャルアンバサダーの吉田も、子どもたちと一緒に5つのステーションを巡るスタンプラリー形式のアクティビティを体験した。

画像: 素敵な大人になるためのライフスキルを磨くガールズゴルフの理念「5E」を子どもたちと一緒に体験する吉田(撮影/岡沢裕行)

素敵な大人になるためのライフスキルを磨くガールズゴルフの理念「5E」を子どもたちと一緒に体験する吉田(撮影/岡沢裕行)

プログラムには、夢をカードに描く「桜ボード」作りやオリジナルマーカー制作、ショートゲームレッスン、アスリートフードマイスターによる食育講習などが含まれた。

吉田はこのジュニア大会開催を1年半前から準備してきたという。特に「5E」の理念に深く賛同し、「この5Eの内容をしっかり理解して、(事務局長の)ヨッシー(小山)さんとリモートで色々教えていただきながら少し時間をかけて進めてきまました」と準備の裏側を振り返った。そのヨッシー小山氏も、「吉田プロが以前より『ゴルフ界に恩返しをしたい』という想いを抱いていた背景があり、今大会でその想いが実現した形となりました」と話す。

画像: 「5E」のひとつ「Energize(活動的になる / 前向き・前進)」でラグビーボール型のボールでパッティングにチャレンジする吉田(撮影/岡沢裕行)

「5E」のひとつ「Energize(活動的になる / 前向き・前進)」でラグビーボール型のボールでパッティングにチャレンジする吉田(撮影/岡沢裕行)

今大会独自のルールとして、両部門のダブルペリア方式では、「5E」をテーマにした”作文ポイント”がスコアに反映された。吉田と小山氏が選考した作文の最優秀賞には「3アンダー」などが採用される仕組みだ。小山氏は「感謝の気持ちや、将来のあり方まで書いている子が多く、一人として内容の薄い子がいなかった」とジュニアたちの姿勢を高く評価。吉田も全員の作文に目を通し、リモートで子どもたちとその作文についてやりとりを交わしたという。

「ほとんどの子が作文を出してくれて、全部読ませていただきました。ゴルフをする家庭環境とか、今ある学校の状況とか、そういうのを正直に書いてくれてて……。もちろん目標を書いてくれてる子も多かったんです。『東大出身のプロゴルファーになりたい』『アメリカでプレーしたい』『尊敬されるような人になりたい』とか。それぞれいろんな思いがあって、自分の学生時代を思い出して羨ましいなと思う気持ちと、自分も頑張らなきゃいけないなっていう、すごい励みにもなりました。そのなかで、いろいろな目標を書いてくれたので、みんながそうなってくれると嬉しいなと思いながら読ませていただきました」

また「きっとプロになる子もいるだろうし、私の大会に出てましたって、将来言ってくれたら嬉しいなとは思います」と、自身にとっても今後の競技生活への新たなモチベーションになったことを口にした。

画像: 吉田優利のとなりがトーナメント部門優勝の福武采実さん(中3)。ヨッシー小山さん(右)のとなりがチャレンジ部門優勝の藤田乃依さん(中3)

吉田優利のとなりがトーナメント部門優勝の福武采実さん(中3)。ヨッシー小山さん(右)のとなりがチャレンジ部門優勝の藤田乃依さん(中3)

各部門の優勝者には、7月にアメリカ合衆国ノースカロライナ州で開催される「Girls Golf Championship」への本戦出場権が授与される。また、トーナメント部門のダブルペリア優勝者には「吉田優利賞」として、国内女子ツアー(大会未定)のマンデー出場権が贈られた。

「みんなが、今日久しぶりに会ったり、新しい友達ができたりとか、そういうつながりがあったら嬉しいし、アメリカでも頑張ってほしいなと思います。私ももっともっと上を目指して頑張っていきたいと思うので、また来年ここで会えるのを楽しみにしています。今日は本当にありがとうございました」と、子どもたちにメッセージを送り、大会を締めくくった。

吉田は16日に渡米して、19日開幕のファンダーズカップ(シャロンハイツG&C)に出場する。


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