ひとつ目は練習拠点で第二の地元といえる宮崎への恩返し。
「宮崎はゴルフが盛んですがシニアだけ試合がないので何かイベントがしたかったんです。今回シニアのスター選手が集まってくれたので宮崎のゴルフファンの方々も喜んでくれたと思います」

片山が初日にペアを組んだのは深掘圭一郎。片山の趣旨に賛同したいくつもの企業が大会スポンサーとなって開催が実現した
2つ目はシニアツアーの活性化。今回の出場プロは古参ゴルフファンにとってはよだれ出るほどの顔ぶれで、20名の勝利数の合計は219、生涯獲得賞金額の合計は162億円以上となる。これほどのスターがいるにも関わらず「シニアツアーがイマイチ盛り上がっていないことがもったいない」と感じ、以前から構想を練っていたという。

集合写真①

集合写真②
3つ目はゴルフの楽しみ方の多様性を示すこと。プレジデンツカップに出場経験がある片山は「やるなら個人戦ではなく、チーム戦のほうが選手も見るほうも楽しく盛り上がれることはわかっていました」。実際に西軍キャプテンの尾崎直道を筆頭に、出場選手たちは子供に戻ったような顔をして普段は味わえない団体戦の醍醐味を楽しんでいた。

最終結果は両軍オールスクエアの引き分けで終了。チームニアピンは西軍が獲得した
チーム戦は初体験だったという寺西明は「いつもの試合とは違う緊張感ですごく楽しかったです。百戦錬磨のプロが集まってみんなこんなにはしゃいでいるんだから、大成功ですね」と興奮気味に感想を述べた。

東軍の真剣な作戦会議の様子。西軍の組み合わせを予想しながら「学生時代のリーグ戦を思い出すね」と盛り上がっていた
チーム戦という形に限らず、今後もあらゆるプレースタイルをトライしたいと片山の夢が膨らむ。
「今回参加してくれた選手も、協力してくださった企業さまや関係者のみなさんもぜひまたやってほしいと言ってもらったので、次回は例えば6ホールずつの12ホールでやってもいいなとか色々と考えています。あとは宮崎でも続けていくつもりですが、他のゴルフの試合がない県でも開催できたらいいなと思っています」
主催した片山晋呉が「最先端ドローンの迫力ある弾道追跡映像も見応えあるので、ぜひ見てください」と話すYouTube「Level Up Golf」も必見だ。
