ゴルフ5とフォーティーンが共同開発したアイアン「FA-I」
ハイバウンスがやさしいのはウェッジだけでなくアイアンにも言えること。そこに着目してゴルフ5とフォーティーンが共同開発したアイアン「FA-I」が、3月19日に発売された。

ゴルフ5とフォーティーンが共同開発した「FA-I」
ゴルフ5プレステージ広尾店の青木志薫フィッターも「FA-I」のやさしさはアマチュアにとって大きなメリットがあると話す。
「ゴルフ5の持つアマチュアゴルファーのスウィングデータを見ると、かなりロフトが立った状態で強いハンドファーストでアイアンを打っている人が多いんです。手打ち気味のアマチュアの場合、プロのような理想的なハンドファーストとは少し違ってインパクトゾーンが短いので、これではリーディングエッジが刺さってダフるミスが出やすい。ハイバウンスアイアンなら、そういった“刺さる”ダフリを防ぎ、ソールが抜けてナイスショットに導いてくれる効果が期待できます」(青木さん)

ゴルフ5プレステージ広尾店勤務の若手フィッター青木志薫さん
大きなバウンス角で“ダフリたくても、ダフれない”
「FA-I」は7番アイアンで20度というとても大きなバウンス角がつけられている。
そのため強いハンドファースト状態で接地してもバウンスが消えず、リーディングエッジが刺さることはない。しかも「FA-I」のソールは、中央に尾根状の段差がついた山型ソールになっているため、バウンス効果を発揮しながらもトレーディングエッジ(ソール後方)が跳ねることなくスムーズに抜けてくれるのだ。さらにリーディングエッジにも丸みを持たせており、刃の突っかかりも生じにくい。

強いハンドファーストのインパクトでもバウンスが当たってミスをカバーしてくれる

リーディングエッジの「面取り」も、刺さりを防ぐ効果を発揮
「実際に打ってみると、ソールが接地したところからヘッドが前に押されるように滑る感覚があって、本当に抜けがいいんです。これは、大きなダフリをカバーしてくれるだけでなく、小さなミスに関しても上下の打点ズレを抑える効果があるので、結果的にタテの距離感もそろう。これは実際にコースで使ったときに想像以上にやさしいですし、自分が上手くなったような感覚さえあると思います」(青木さん)

バウンス角は7番で20度と極めて大きい

ソールは中央に尾根のある山形形状で、トレーディングエッジが邪魔にならない

上下の打点がそろってくれるので距離のバラつきも抑えられる
ヘッドの素材は軟鉄鍛造で打感がよく、ヘッドも大きすぎず小さすぎず「ちょうどいい」サイズ。こういった点を見ると、「FA-I」はイマドキのいわゆる“やさしいアイアン”ではないが、ストロングすぎないロフト(7番で31度)とも相まって球も上がりやすいこともあり、青木さんの言うような「実戦的なやさしさ」を備えている。

軟鉄鍛造のシンプルなキャビティで、ロフトは7番で31度と多め

ヘッドは大きすぎず小さすぎない程よいバランス。きれいな顔で構えやすい
やさしさのポイントはシャフトにも
「FA-I」のやさしさのポイントは、シャフトにも隠されている。
純正スチールシャフトは、日本シャフトの「NSプロ モーダス3 105 FOR FOURTEEN」という専用設計モデル。これは通常の「モーダス3 105」よりも軟らかめでしなやかなアレンジが施されているのが特徴だ。
「NSプロ モーダス3 105」は重量的には一般のアマチュアにちょうどいい人気シャフトだが、重さの割にちょっと硬い。それを同じしなり特性と重量で少し軟らかくすることで、「FA-I」のヘッドの性能を生かせるようにしているのだ。

シャフトは専用設計の「NSプロ モーダス3 105 FOR FOURTEEN」
「シャフトは硬いものほどトップ傾向に、やわらかいものほどダフリ傾向になるんです。『FA-I』はあえてシャフトを軟らかくすることでミスをダフリ傾向に寄せておき、そのダフリはヘッドの性能でカバーしてしまおうという発想です。どんなにダフリに強いアイアンでもトップしたらその性能は生かせませんからね。こういった部分も『FA-I』が実戦に強いと言える部分だと思います」(青木さん)
このように「FA-I」にはゴルフ5がフィッティングの現場で得た知見をフィードバックした機能が盛り込まれている。機能は尖っていてもヘッド自体にクセがなく、初心者から上級者まで幅広く使えるアイアンである点もポイント。
ゴルフ5限定発売の「FA-I」。この抜けとやさしさは人工芝のマットでも十分に実感できるので、まずは実際に試打して体感していただきたい。
PHOTO/Katsumi Aida



