
優勝の永峰咲希を囲む宮崎勢。腰痛で欠場の脇元華も会場にかけつけた。31位の大山志保と55位の山内日菜子(撮影/岡沢裕行)
初日は2年目の入谷響が「65」で単独トップに立つ

初日は「65」で単独トップに立った入谷響(撮影/岡沢裕行)
初日はツアー1勝の20歳・入谷響が7バーディ、ボギーなしの「65」を出して単独トップに立った。60台のスコアが今季初だった入谷は「バーディチャンスをしっかり決めることができたので、今日は全体的に良かった。明日以降もバーディをたくさん取れるように頑張ります」と昨年のニチレイレディス以来の通算2勝目を見据えた。

高橋彩華が2位につける(撮影/岡沢裕行)
2位につけたのはツアー2勝のショットメーカー高橋彩華。6バーディ、ボギーなしの6アンダー「66」で2位につけ「今日は久しぶりにいいプレーができたので、明日以降もプレーに集中して、上位争いができるように頑張っていきたい。ショットの精度をもう少し上げられるといい」と振り返った。

今季好調の金田久美子は3位スタート(撮影/岡沢裕行)
36歳のベテランとなった「元祖天才少女」金田久美子が「67」で回って3位発進。今季は開幕戦から9、14位と上位の成績を残しており「(今季前半戦は)あまりミスに対して怒らないように、1打、1打大切に、怒らないようにやっています」と好調の秘密を明かした。
宮崎市の日章学園高卒業の荒木優奈、菅楓華、柏原明日架が同組となったペアリングも話題を呼んだ。
2日目は小林光希と高橋彩華がトップに並ぶ

高橋とトップに立った小林光希(撮影/岡沢裕行)
2日目は入谷が「77」をたたいて首位から陥落し、代わってツアー未勝利の小林光希が高橋とともにトップを奪った。1イーグル、4バーディ、ボギーなしの6アンダー「66」で回り、通算9アンダーまで伸ばした。2024年に初シードを獲得し、昨年もメルセデス・ランキング19位でシードを保持しており、初優勝を期待される1人。「初日よりショットが安定していて良かったです。スタートしたときには(最終日に)最終組で回れるとは思っていなかったので嬉しいです」と笑顔を見せた。
初日2位の高橋は3バーディ、ボギーなしの「69」でトップに浮上した。2日間ボギーフリーの安定したプレー内容だったが「なんか全然そんな感じはしなくて、ショットがまだ自分の思うように打てないほうが多い。そこが改善点かと思います」と目線を上げた。

難病と闘いながらも4年ぶりに予選通過を果たした48歳の大山志保(撮影/岡沢裕行)
5アンダー「67」を出して5位に上がったのが地元宮崎市出身の永峰咲希。「この大会は10回出場させてもらって、なかなか優勝争いらしい優勝争いはしていないですし、こんな5アンダーというスコアをギャラリーの皆さんに見せることができたのも初めて。明日はもちろん優勝目指して頑張りたいなと思います」と気迫を言葉にした。
宮崎出身で通算18勝の48歳・大山志保がカットライン上の通算1アンダーで4年ぶりに予選通過を果たしたが、小祝さくらは通算2オーバーで昨年開幕戦以来の予選落ちを喫した。
最終日永峰咲希が上がり4連続バーディで逆転優勝

最終日永峰咲希が上がり4連続バーディで逆転優勝(撮影/岡沢裕行)
最終日は永峰がバックナインで爆発した。前半を1バーディ、1ボギーで迎えた10番パー5で2オン、1パットのイーグルを奪ってエンジン全開。15番パー4で1メートルを沈めて2位に浮上し、16番パー3は5メートルのフックラインを読み切ってトップに並んだ。17番は第2打を1メートルに乗せて単独首位へ。最終18番パー5で手前7メートルを決めて悲願の地元優勝をつかみ取った。

永久シードの30勝目に届かなかった申ジエ(撮影/岡沢裕行)
地元の大歓声にガッツポーズで応え「前半は流れが悪かったけど、後半は宮崎の大地が背中を押してくれるような感覚でプレーしました。18番のバーディパットは真ん中過ぎたくらいからラインに乗って入った確信があったので、早めにガッツポーズの準備ができました」と喜びに浸った。
通算29勝で永久シード入りへあと1勝と迫っていた申ジエは2打差の2位。悲願達成は次戦以降に持ち越された。

最終日「65」で3位に浮上した菅楓華(撮影/岡沢裕行)
単独3位に入った菅は初日の日章学園トリオペアで最高成績を残した。2オーバー80位スタートで予選落ちのピンチも、2日目「68」で28位にジャンプアップすると、最終日は今大会ベストスコアタイの「65」をマークし、トータル9アンダーで順位を上げた。「過去一番に多いくらいのギャラリーさんだったので、それが力になって頑張ることができました」と笑顔で振り返った。

ルーキー一番乗りのトップ10フィニッシュを果たした4位タイの藤本愛菜(撮影/岡沢裕行)
昨年プロテストに合格した19歳の藤本愛菜が「69」で回り、通算8アンダーで4位に入り、トップ10、トップ5入りの98期生ルーキー一番乗りを果たした。藤本は開幕戦でイーグル今季第1号、3戦目ではルーキー1号のホールインワンを達成している。
次戦の第5戦は「ヤマハレディースオープン葛城」で4月2日に静岡県袋井市の葛城GC山名Cで開幕する。
