
自分に合ったパター、どう選べばいい?(写真はイメージ)
自分に合ったパターを選びたい
クラブフィッター小倉です。今回は、パターについてです。18ホールプレーして最も使用する頻度が高いクラブがパターです。スコアが100前後のゴルファーは、パット数を減らすことがスコアアップに非常に効果的ですし、スコアをまとめるのが上手なゴルファーほどパッティングを重視しています。
パッティングの質を磨くのに必要な要素はいくつかありますが、使用するパターが大きく影響するのが「打ち出し方向」「打ち出すスピード」「ストロークの再現性」の3つです。「打ち出し方向」は、ストローク中、ヘッドの挙動に影響する重心距離、正確に構えることができるかを左右する形状が大きく関わってきます。
「打ち出すスピード」は、打ち方と重心深度がマッチしているかがカギになります。ストロークの再現性は、重さや長さ、ヘッドの重心位置が大きな影響を与えます。
突き詰めていくと実に奥深く、じっくりテストを重ねないと見えない部分が多いのですが、自分で確認できる部分もあります。例えば、打ち出し方向の正確性を高めるためのヘッド形状。アドレス時に、ちゃんと目標に対して構えられているかは、飛球線後方からスマホなどで動画を撮影すると一目瞭然です。
狙ったところに打ち出せないなんてゴルファーは、プレー前の練習グリーンなどで、同伴者にパッティングを撮影してもらうなどしてチェックしてみることをお勧めします。もし自分が目標に対して真っ直ぐ構えたつもりでも、構えられていなかったら、それはパターの形状が視覚をゆがませているのかもしれません。様々なパターを構えてみて、正確に構えられる形状を探しましょう。
距離感が合わないというゴルファーは、重心深度が合っていない可能性があります。今使用しているパターがマレットタイプならブレードタイプを、ブレードタイプを使用しているならマレットタイプを試してみてください。
マレットタイプは、打点ズレのミスに強くするため、重心が深く設計されているモデルが多く、そういったタイプのパターをインパクトの強弱でタッチを出しているゴルファーが使用すると、思った以上に飛んでしまったり、緩んでしまったりと距離のばらつきを生んでしまう原因になりやすいです。ブレードタイプは、マレットタイプと比べると打点ズレのミスに弱く、芯を外すと転がりが変わりやすいです。少々芯を外しても転がりの差を減らしたいならマレットタイプがおすすめです。
もちろんパッティングの質を高めるには練習することが大前提です。ですが現状使用しているパターが自身のスタイルにマッチしていなければ、スムーズなストロークが難しくなり、それだけ多く練習しなければならなくなります。自分でチェックできるところはできる限り、チェックし、それでも改善しなければ、専門家の知恵を借りましょう。
最近は、多くのメーカーがパターフィッティングを行っています。計測器によって自身のパターの特徴が明確になり、マッチするパターにタイプはもちろん、パッティングの欠点や課題も見つけられますので、機会があれば是非受けてみることをお勧めします。
