
いしざか・ともひろ/1999年9月生まれ。神奈川県出身。日本ウェルネススポーツ大学出身。大学時代の2018年に関東アマを制し、翌年国体で団体、個人の2冠達成、同年プロ転向。ルーキーイヤーの2020-2021シーズンに賞金ランキング17位で初シード。2026年東建ホームメイトカップで初優勝
ドライバーは「Qi4D」(コアモデル)を使用
「テーラーメイドさんと契約させていただいていますが、テクノロジーの進化に毎年驚いています。年々、飛距離が伸びています。それに加えて、ミスヒットやぶ厚くとらえた時のフィードバックがわかりやすくて、その日のミスの傾向などを落とし込みやすくてスウィングの微調整がしやすいんです」と石坂。

「Qi4D」ドライバーの10.5度を使用。シャフトはツアーAD PT-6のフレックスS
「ドライバーは『Qi4D』のコアモデルを使っています。前作まで『LS』を使っていたので、その流れで最初は『LS』を試しました。前作よりもつかまりが良くなって、確かに飛ぶんですが、先輩から『スピン少なすぎない?』と言われてコアモデルを試したら、こっちのほうがよくて。操作性がいいというか、つかまえたいときにはつかまえられて、逃がしたいときには逃がすことができる。僕は飛距離が出る方ではないので、この操作性が気に入っています」。無理に球をつかまえにいくのではなく、つかまるクラブで右に打ち出せるやさしさがあるという。
「あと毎回芯に当てるのはプロでも難しいんですけど、少し芯を外してもしっかり飛んでくれる。寛容性と操作性が両立されているところも僕は好きです」

FWは「Qi4D」フェアウェイウッドの3W、5W、7Wを入れUTは抜いている
シャフトは男子プロには珍しくアマチュア時代からフレックスSを愛用。「自分は“マン振り”していくタイプではないので、Sシャフトにしてやさしく振ってつかまえていきたいんです。Xだと振らなきゃいけない気持になってしまうので」(石坂)。だが、地面から打つフェアウェイウッドはSではつかまり過ぎるため、フレックスXを使用。「以前は5Wの下には4UTを入れていたのですが、昨シーズン途中で7Wに替え、FWを3本にしました。UTよりも球が上がってくれてグリーンで止めやすいんです」。「Qi4D」フェアウェイウッドの7Wはスコッティ・シェフラーも使用している。ボールを高く上げやすい7Wは、球を上げられないアマチュアにも武器になるはずだ。
アイアンは「P770」と「P8CB」のコンボ
アイアンは4番と5番が中空の「P770」、6番からPWが軟鉄鍛造の一枚モノの「P8CB」のコンボセット。「基本的にやさしいアイアンが好み。『P770』は飛距離も出て、高さも出しやすいです。どちらかと言えば“飛び系”アイアンなのですが、打感はこっちのほうが好き。楽に球が上がるし、スピンも入るし、飛ばせる。自分は飛距離が出るタイプではないので、長い番手だけこっちにしています」(石坂)

昨年8月には「P770」の4番でホールインワンを達成している
「6番からPWは昨シーズン途中から『P8CB』にしました。トップブレードが厚くなって、ヘッドも長い。その分、安心感があります。前作よりも寛容性が高くなってすごくいい。自分は高さで止めるショットを打ちたいのですが、球が上がりやすく、その点もフィットしました。特に気に入っているのが抜けの良さ。アイアンの調子が悪くなったときに、あえてフェアウェイバンカーで練習したりするのですが、その時に『P8CB』の抜けのよさに驚きました」(石坂)

中空だがすっきりしている「P770」(左)と、軟鉄鍛造キャビティながら安心感のある「P8CB」(右)
やさしく距離が出せる中空アイアンと、楽に球があげられて打感もいい軟鉄鍛造キャビティの組み合わせ。これもアマチュアが参考にすべきポイントだろう。かねてから「アイアンをより上手く操作してパーオンができればボギーも減るし、ボギーが減れば3パットの可能性も低くなる。逆に、遠いところに乗ってしまうと3パットする可能性もありますから」と課題はアイアンの正確性だと言っていた石坂。今大会でのパーキープ率は全体の2位タイ、パーオン率は23位タイと、コンボアイアンが初優勝の手助けをしてくれたのは間違いない。

「P8CB」アイアンのPW(ロフト44度)の下はプロには珍しく52度と58度のウェッジ2本。52度は51度に立ててある
打感がよくて見た目もいい単一素材の軟鉄鍛造アイアンを使いたいけど、ロングアイアンは難しくて球が上がらないというアマチュアも多いだろう。そんなゴルファーは石坂のコンボアイアンを真似てみるといいだろう。実際にプロの半数以上がコンボアイアンを使用しているのだ。

パターは「スパイダーZ」、ボールは「TP5x」を使用
石坂友宏のセッティング

【1W】テーラーメイド Qi4D(10.5度)×グラファイトデザイン ツアーAD PT(6S)
【3W・5W・7W】テーラーメイド Qi4D FW×グラファイトデザイン ツアーAD PT(6X)※7Wは7X
【4I・5I】テーラーメイド P770×N.S.プロ プロトタイプ(S)
【6I~PW】テーラーメイド P8CB×N.S.プロ プロトタイプ(S)
【52度・58度】テーラーメイド ミルドグラインド5×ダイナミックゴールドEXウェイトロック ツアーイシュー(X100)
【PT】テーラーメイド スパイダー ツアーZ Z3
【BALL】テーラーメイド TP5x
PHOTO/Tadashi Anezaki
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