「MT-28」「MTIウェッジ」など数々の名器を世に送り出し、日米両ツアーで多くのプロ支給品を手がけたクラブ設計家、宮城裕治氏が流行に惑わされないクラブ選びとクラブ設計の真実をクールに解説。今回は100切り、90切りを目指すゴルファーがどんな番手を選ぶべきかを指南してもらった。
画像: アベレージゴルファーのおすすめセッティングとは?(写真はイメージ)

アベレージゴルファーのおすすめセッティングとは?(写真はイメージ)

ウェッジは50度と56度

みんゴル取材班(以下、み):安定して100切りや90切りをしたいゴルファーにはどんな番手の組み合わせがおすすめですか?

宮城:上の番手からお話しすると、持つとどうしても球を上げようとしてミスが増えてしまのが3Wです。ミスのオンパレードになるくらいなら最初から3Wを抜いたほうがいいです。その代わりに4Wや5Wを使うほうがスコアは確実によくなります。最近はハイロフトの3HLも増えてきましたが、球は上がりやすくてもレングスが3Wと同じで当たりづらいので100切りレベルなら避けたほうが無難です。

み:4Wや5Wの下はどうですか。さすがにロングアイアンはないと思いますが。

宮城:ロングアイアンの代わりの番手をUTにするかショートウッドにするかが一番大事なポイントです。UTは短いので当てやすいけれど球が上がりにくいのが難点です。もしパワーがあってアップライトに振れるならUTをおすすめしますが、パワー不足だったりフラットに払い打つのが得意なら球の上がりやすいショートウッドをおすすめします。

み:アイアンはロフトが立ってきたせいか6番からの5本セットが増えていますし、7番からの4本セットも珍しくありません。

宮城:先のことを考えたら6番は打てるようにしておきたいところです。100切りで飛ばない人は飛び系の中空やキャビティが選択肢になりますが、ロフトが25、26度ないと球が上がらないので5番を抜くことになります。90切りを目指すならPWで45度とか46度のロフトが寝ているアイアンを使ってほしいですね。中途半端に立っているモデルは球が上がらないし止まらないのでゴルフがつまらなくなります。アイアンに限らず、力がない人は高さを出すのが苦手なので、ロフトがあって上がりやすいクラブを使うことが大事です。

み:ウェッジはどうでしょう。4本体制でオートマチックに寄せたほうがスコアはよくなりますか?

宮城:安定して90台で回るには50度と56度の2本、アイアンが飛び系でロフトが立っているなら48、52、56度の3本で十分です。

み:宮城さんが58度をすすめない理由を教えてください。

宮城:100切りレベルだと56度と58度は天と地の開きがあります。58度は当てるのが難しくミスのオンパレード。56度1本でナチュラルに打っていくほうがスコアはまとまります。慣れたらフェースを開いて58度や60度のショットを打てるようにしましょう。最初から58度や60度を入れるよりアプローチの引き出しが増えるので将来役に立ちますよ。


This article is a sponsored article by
''.