
プロギア02アイアン(左)、プロギア01アイアン(右)
「PRGR IRONs」シリーズは5モデル。そのすみ分けは下記の通り。今回ニューモデルに替わったのが、01アイアンと02アイアン。

01はPRGR IRONsシリーズのフラッグシップ的モデル。02は操作性・安定性・高弾道性能をバランス良く仕上げたモデルで幅広いゴルファーに合う
01アイアン/意のままに操る快感

01アイアン
アスリートが求める「意のままに操る快感」を極限まで高めた新01アイアン。よりソフトな軟鉄(S20C)鍛造の単一素材ヘッド。7Iのロフトは32度。

01アイアン①打点傾向と重心の一致
インサイドからダウンブローに打ち込むアスリートゴルファーの打点傾向に合わせ、重心点をセンターから約2.5ミリヒール寄りに設定。重心距離が短く操作性が高い

01アイアン②パワーインパクトキャビティ
約2.5ミリのヒール寄りに重心が位置するようにキャビティ内の肉厚を調整。重厚で心地良い打感を実現

01アイアン/5I・7I・9I
操作性を感じる顔
前モデルよりもフェース長を1ミリ短く、コンパクトな見た目にした上に、フェース周りの面取りも小さくしてシャープな印象を強めた。ストレートネックに近づけ、ヒールからネックへのつながり部分にボリュームを持たせている。
02アイアン/王道のバランス

02アイアン
「操作性」と「安定性」と「飛び」のバランスを追求した新02アイアン。ボディは軟鉄(S20C)鍛造、フェースはニッケルモリブデン鋼。7Iのロフトは30度。

02アイアン①使い手に寄り添う重心設計
セミアスリートの打点傾向をもとに、重心点をフェースセンターからヒール側へ約1ミリ寄せている。バックフェースの肉厚もそれに合わせて設計

番手別グルーブ
フェース裏面には番手に合わせたグルーブ(溝)が入る。4Iと5Iは反発性能向上、6I と7Iは安定した飛び性能をサポートする。8~PWは打感重視でグルーブなし。さらにフェース素材の厚みを上から下へ徐々に厚くして、低重心化とソフトな打感を両立

02アイアン/5I・7I・9I
ストレートネックに近づけた
前モデルよりもグースネックの度合いを減らしてストレートな形状に近づけた。スコアラインの位置も新たに調整、より構えやすい見え方に改良。

辻梨恵プロが使用
最初のテストで「これいい!」と、02にスイッチした辻梨恵。「前の02よりも左に行くことがなくなりました。見た目も良く、打感も柔らかいです」(辻)
両モデルを西田幸一プロが試打

【試打方法】
01と02の7Iを西田幸一プロが試打。各モデル5~6球の平均値。計測はトラックマン4。01のシャフトはN.S.プロMODUS³TOUR105(S)、02はN.S.プロforPRGR M-40(SR)。ボールはRS SPIN
【試打解説/西田幸一プロ】
福岡県出身、専修大ゴルフ部を経て2016年プロ入会。Gスタジオでゴルファーを指導する傍ら、小誌ギア企画で多くのクラブを試打
01アイアン/小ぶりで操作性の良さが際立ちます(西田プロ)
まずは01を試打。構えると、「ストレートネックの感じでフェース面を(目標に)合わせやすい」と好感触。打つと「打感がとても軟らかい」と言い、続けて「どこに当たったかがわかり、インパクトがぼけない」と評価。
前作より1ミリ小さくなったヘッド長については、「小さすぎずむしろちょうどいい大きさ」。さらに「アスリート好みの顔に仕上がり、打感、操作性、三拍子揃っています」。7Iの平均はキャリー165.6ヤード。
次に、01の5Iを打つとミート率1.49をマーク、「スコアにつながるやさしい5番です」と言い、9Iは「小ぶりで操作性の良さが際立ちます。この01、総合的にかなり気に入りました」と絶賛した。

「01は、打感の気持ち良さ、球を操る楽しみが味わえるアイアンです」(西田)
02アイアン/HS40m/s前後の人でも使えます(西田プロ)
02は、01よりも少し大きめヘッド。「リーディングエッジがトウに向かって逃げ気味で、セミグースネックと上手に調和していて構えやすいです。女子プロや中上級者に人気が出そう」と分析。
打感は、「軟らかさに弾きが加わり、ソールはきれいに弾いてくれる。弾きと抜けの良さが、実際の初速数値に表れています」。結果、02の7Iは、01よりもキャリー平均で5ヤード前へ飛んでいた。
「ロフトは02のほうが立っているのに、弾道頂点が31.2ヤードと高い。この高弾道もやさしさのひとつ」と言い、5Iでは198.1ヤードをマーク。「02はHS40m/s前後の人でも十分使えます」と、その寛容性を高評価した。

「02は、本格派の見た目でありながら、球が高く上がり、寛容性も高いです」(西田)

「両モデルともインパクトの抜けがとても良いです」と西田プロが気に入った、01と02両モデルに備わるハーフムーンソール。ソールの前側が三日月状にグラインドされている
両モデルの試打データ
| ボール初速(m/s) | スピン量(rpm) | 弾道頂点(Y) | キャリー(Y) | 飛距離(Y) | |
| 01 IRON(7I) | 52.2 | 5498 | 26.6 | 165.6 | 173.7 |
| 02 IRON(7I) | 53.9 | 5600 | 31.2 | 170.9 | 175.6 |
最後に、「自分は01が好みですが、競技派アマは、素直な見た目で飛んで上がる02が良いはず。長い番手によりやさしく打てる04アイアンを入れるコンボもアリです」と締めてくれた。
PHOTO/Hiroaki Arihara、Takanori Miki THANKS/G-studio Kayabacho

