
適正なシャフトの重さ、硬さはどう選べばいい?(写真はイメージ)
一定のテンポで振れる重さ、硬さが大事
みんゴル取材班(以下、み):前回は100切り、90切りを目指すゴルファーの番手選びについてアドバイスしていただきましたが、今回はシャフト選びのポイントについて教えてください。
宮城:安定して100切り、90切りしたいのならシャフトは重すぎないもの、硬すぎないものを選びましょう。普段からいっていることですが日本人ゴルファーはオーバースペックなクラブを使いがち。10年経ってもスウィングがよくならない人のほとんどが硬すぎ、重すぎなシャフトを使っています。
み:実は先日フィッティングを受けたら今使っているものよりも1フレックス硬いシャフトをすすめられました。
宮城:手打ちの人はしっかりしたシャフトでないと芯に当たらないからでしょう。
み:手打ちであることは否定しません。
宮城:曲げないために重め硬めのシャフトを選ぶのは一つの方法ですが、根本の原因はいつまでたっても解決できません。逆にいえばスウィングがよくなれば軽め軟らかめのシャフトでも芯に当てられるようになります。
み:オーバースペックよりもアンダースペックがいいわけですか?
宮城:もちろん適正が一番ですがアンダースペックも悪いことではありません。芯に当たるようにしなりを感じながら振っているうちに手打ちが解消され自然とスウィングがよくなるからです。
み:そういえばシャフトがぐにゃぐにゃの練習器具がありますね。
宮城:一度、中古のレディスクラブを1本だけ買って打ってみるといいですよ。軟らかくて軽いシャフトは力感を出すと当たらないので脱力して振るようになります。力が抜ければスウィングテンポがゆっくりになるのでビックリするくらい当たるようになります。
み:ふつうの男性アベレージには具体的にはどれくらいのシャフト重量がおすすめですか?
宮城:ドライバーはPGAツアーの選手でも60グラムを使っていますし、シニアプロで多いのが50グラムです。シニアといっても40、50年くらいゴルフをやってきて体幹は相当できています。それを考えるとトレーニングもしていないアマチュアなら40グラムでいいと思います。
み:そこまで軽いと頼りなくないですか?
宮城:最近は40グラムでも昔と違ってしっかりしています。
み:FWやアイアンはどれくらいの重さがいいですか?
宮城:ドライバーとFWが40グラムとすればショートウッドは50グラム、UTは70グラム、アイアンは90から100グラムを目安にしてください。シャフトの役割は芯に当てることです。そのために一番大事なのはテンポです。一定のテンポで振れる重さと硬さを選んでください。
