PGAツアーや国内男子ツアーを観戦していて、ある「異変」に気づいているファンも多いだろう。パワーヒッターのプロたちが、パー5の2打目でたびたび手にしているのは、驚くほどロフトのついた「7番ウッド(7W)」や「9番ウッド(9W)」である。

ダスティンからシェフラーへ。7W、9Wの台頭

一昔前なら「シニアやレディスのためのクラブ」であったハイロフトのフェアウェイウッドが、なぜ現代のトッププレーヤーにとって欠かせない武器となったのか。その背景には、テーラーメイドの最新モデル「Qi4D」に代表される技術革新と、コース攻略のパラダイムシフトがあった。

ハイロフトのフェアウェイウッドがツアーで脚光を浴びるきっかけを作ったのは、数年前のダスティン・ジョンソンだ。驚異的なヘッドスピードを誇る彼が、ロングアイアンの代わりに7Wをバッグに入れた事実は、当時大きな話題となった。

しかし、その流れを決定的なトレンドへと昇華させたのは、現世界ランク1位のスコッティ・シェフラーだろう。2025年、彼は「Qi35」の7Wを投入し、圧倒的な精度でグリーンをとらえ続けた。そしてトミー・フリートウッドは、9W(Qi10)を武器に世界ランキングを駆け上る。ハイロフトのフェアウェイウッドは「特定の選手用の道具」から「勝つための必須ギア」へと認識が変化した。

画像: 世界ナンバー1に君臨し続けるスコッティ・シェフラー。彼が使ったことで、7WはPGAツアーでも珍しいクラブではなくなった

世界ナンバー1に君臨し続けるスコッティ・シェフラー。彼が使ったことで、7WはPGAツアーでも珍しいクラブではなくなった

そして、2026年現在の彼らのセッティングに注目したい。シェフラーもフリートウッドも、テーラーメイドの最新鋭モデル「Qi4D」へとスイッチしている。この最新モデルへの移行は、7W、9Wの精度を高めることが、彼らにとって欠かせないスキルであることを物語っている。

PGAツアーレップが明かす「汎用性の高さ」

なぜ、世界のトップランカーたちはこぞって7Wや9Wを手に取るのか。テーラーメイドのPGAツアーレップ、エイドリアン・リートヴェルドさんは、その理由を次のように語っている。

画像: PGAツアーレップのリートヴェルドさん。ハイロフトフェアウェイウッドの有効性を説く

PGAツアーレップのリートヴェルドさん。ハイロフトフェアウェイウッドの有効性を説く

「7番や9番といったハイロフトのフェアウェイウッドが、今の選手たちにとって非常に高いパフォーマンスを発揮しています。選手とテストを行えば、自ずと7番ウッドや、トミー(フリートウッド)のように9番ウッドを手に取ることになる。現時点では、7番や9番ウッドがあらゆるパフォーマンス・テストにおいて、他のどのクラブに対しても常に優位な状態です」

エイドリアン氏によれば、ツアー現場での浸透度は凄まじく、契約外の選手を含めると週に50〜60本のテーラーメイドのフェアウェイウッドが実戦投入されているという。その主な理由は、現代のコースセッティングへの対応力にある。

「ハイロフトのフェアウェイウッドが優れているのは、その汎用性です。例えば、硬いグリーンに対しても非常にソフトに(球を止める形で)着弾させたいショットや、あるいは深いラフからのショットにおいても、高い打ち出しでしっかりとボールを飛ばしてくれます。アイアンのコンボセットのように、レスキューやハイロフトのフェアウェイウッドもそのセットの一部として考えられています。5番、7番、9番ウッドといった選択肢の中から、フィッティングを通じてバッグの隙間を埋める最適な一本を見つけることができるのです」

エキスパートが試打検証:Qi4D 7Wが変えた「構えやすさ」

では、最新の「Qi4D」はこれまでのモデルと何が違うのか。数多くのクラブをフィッティングしてきたクールクラブスの平野義裕さんに、その実力を見極めてもらった。

画像: COOL CLUBS(東京・碑文谷)で代表を務める平野義裕さん。精度の高いフィッティングで、プロ、アマチュアを問わず高い信頼を集める

COOL CLUBS(東京・碑文谷)で代表を務める平野義裕さん。精度の高いフィッティングで、プロ、アマチュアを問わず高い信頼を集める

平野さんがまず高く評価したのは、その「顔」だ。

「以前の7Wや9Wといったハイロフトのフェアウェイウッドは、フェースがやたらと上を向いている感じがして、構えにくかった印象がありますが、『Qi4D』にはそれがなく構えやすい。簡単に高さが出て、スピンもしっかり入るので、キャリーが伸びてグリーンが狙える。さらにスイートエリアも広く、多少打点がズレても大きなミスにならない。非常に実戦的です」

画像: 「ロフトが見えすぎず、さらにターゲットにスクエアに構えやすい」(平野)

「ロフトが見えすぎず、さらにターゲットにスクエアに構えやすい」(平野)

その性能はデータに如実に表れた。

【Qi4D 7W 試打データ】

・ヘッドスピード:39.5m/s
・ボール初速:59.0m/s
・ミート率:1.49
・打ち出し角: 12.1度
・スピン量:4410rpm
・最高到達点:28.5Y
・キャリー距離:203.5Y
・トータル距離:215.8Y
(※ナイスショット5球の平均。計測:トラックマン)

平野氏はこの結果を受け、ショートウッドの利点をこう強調する。

「球の高さとキャリーを確実に担保できるのが7Wのいいところです。もちろんヘッドスピードにもよりますが、これだけのスピン量があれば、200ヤード先のグリーンでも止めることができます。個人的には70gや80gといった重めのシャフトを入れて使ってみたいですね」

「200ヤードを狙う」ための精密ギア

これまで、200ヤードを超える距離はプロでも乗せる確率は高くない距離だった。しかし、現代のハイロフトのフェアウェイウッド、特にテーラーメイドの「Qi4D」は、その距離を「ピンをデッドに狙う」攻めの距離へと変貌させたのである。

7Wや9Wが重宝される理由は、単に「楽に打てる」からではない。以下の4点において優れているからだ。

画像: テーラーメイド自慢の技術「貫通型スピードポケット」や「ツイストフェース」も打点ズレをカバーする性能を高めている

テーラーメイド自慢の技術「貫通型スピードポケット」や「ツイストフェース」も打点ズレをカバーする性能を高めている

圧倒的な落下角(ランディングアングル)

高弾道と適正スピンにより、硬く締まったツアーコンディションのグリーンでも、ボールを垂直に近い角度で着弾させ、止めることができる。

ラフからの脱出能力

ソール面積が広く、芝の抵抗を軽減するフェアウェイウッドの形状は、深いラフからでもボールを高く上げ、距離を稼ぐことを可能にする。

ミスヒットへの寛容性

「Qi4D」は、スイートエリアが極めて広い。打点が上下左右にブレても、キャリーのバラつきが最小限に抑えられる。

アドレスの安心感

「ロフトが寝て見えすぎる」「リーディングエッジの出っ張りが気になる」というショートウッドの見た目の違和感が解消された。ターゲットに構えやすく、正確に狙えるようになった。

バッグに「7W」を入れる勇気がスコアを変える

PGAツアーのトレンドは、その後のアマチュアのスタンダードになるのが常である。シェフラーやフリートウッドが「Qi4D」のハイロフトのフェアウェイウッドを選んだのは、それが「最も確率高くピンに寄る」という合理的な判断があったからだ。

平野さんが指摘するように、重量級のシャフトを組み合わせれば、ハードヒッターにとってもこれ以上ない武器になるだろう。逆に一般のゴルファーにとっても、200ヤード前後で「大きなキャリーを出せる」という安心感は、メンタル面でアドバンテージとなる。

「7番ウッドなんて格好悪い」という時代は、とっくに終わった。最新の「Qi4D」を手に取り、ツアープロが頼るその「汎用性」と「止まる弾道」を体感してみてはどうだろうか。その一打が、あなたのゴルフを劇的に変えるはずである。

PHOTO / Takanori Miki , Getty Images

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画像: www.taylormadegolf.jp
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