「自己ベストタイ」の松原柊亜と「飛距離アップ」の菅沼菜々

昨年98期生としてプロとなった松原も、菅沼と並ぶ2位タイと好発進
暫定首位の岡山を2打差で追うのが、7アンダー「65」をマークした松原柊亜と菅沼菜々の2人だ。松原柊亜は前半だけで5つのバーディを量産するロケットスタートを決めた。
「自分のベストスコアタイなので、すごく上出来なゴルフでした」と頬を緩める。好スコアの鍵はパッティングにあり、18番では1ピン弱、約2メートルの際どいパーパットをしぶとく沈めてノーボギーで完走した 。中学・高校時代から回っていたという相性の良いコースで、目標の「毎日2アンダー」を大幅に更新する最高の滑り出しとなった。

後半4つバーディを獲る追い上げを魅せた菅沼
一方、同じく「65」で並ぶ菅沼菜々も「コースとの相性がすごくいい」と手応えを語る。好調の要因はスウィングの安定と、何より昨季を上回るティーショットの飛距離にある。
「(セカンド以降に)短い番手を持つことが増えたので良かった」と語る通り、8番でのバーディ以降、理想的なリズムを構築。「パーオン率が今年はすごく良くて安定感が出てきている。周りを気にせず楽しくゴルフができたら」と、残り3日間を見据えている。
1年半愛用の相棒を替えた吉田鈴の“爆発”

4位につける吉田鈴
6アンダー「66」の4位につける吉田鈴は、パッティングが冴え渡った。
「ショット的には『66』が出る出来ではなかったですが、パターに助けられた」と振り返る通り、13番での13メートルのロングパットを筆頭に、面白いようにカップを射抜いた。 実は今週、1年半使い続けたパターを替えたばかりだという。
「替えたその週に久々にこんなに入った。これをきっかけに良いイメージを覚えられたら」と新しい相棒への信頼を口にした。高橋彩華、佐久間朱莉という実力者と同組で回り、そのルーティンを観察して自らのプレーに活かす貪欲さも、このビッグスコアに繋がったといえるだろう。
自己評価「100点」の平塚新夢が見せたノーボギーの粘り5アンダー

平塚は97期生でプロになった2年目ルーキー(写真は2025年カストロールレディース)
「67」で5位タイにつける平塚新夢は、自らのプレーを「100点ですかね」と迷わず断言した。
ティーショットが安定し、気持ちよくセカンドを打てたことが多くのチャンスをつくった。「きれるラインにつくパットが多かったが、上手く打つことができた」と話す通り、難しいラインを読み切ってスコアを積み上げた。 唯一のピンチだった最終18番、右手前に外したあとの距離のあるパーパットを沈め、価値あるノーボギーフィニッシュを決めた。
「上位にいることはすごく自信になる。お父さんお母さんも喜んでいるんじゃないかな」と顔をほころばせる平塚。速いグリーンを味方につけ、明日以降も一打に集中する構えだ。
岡山絵里の独走を許すのか、あるいは本日好スタートを切った4人がさらに牙を剥くのか。新緑に包まれたコースで、想いをつなぐ力強い戦いはまだ始まったばかりだ。


