
浜野GCを連覇した菅沼菜々(撮影/岡沢裕行)
初日は岡山絵里が8連続バーディのツアータイ記録樹立

初日は岡山絵里が8連続バーディのツアータイ記録樹立。好調なパットで首位に立った(撮影/岡沢裕行)
初日は岡山絵里が2番からの8連続バーディを含む9バーディ、ボギーなしの「63」を出して単独首位に立った。8連続は2番ホールから9番まで続き、連続バーディのツアータイ記録を樹立。「今日の連続バーディはラインがよく見えて、そこに全部打てたという感じで、ミスヒットもありませんでした。ドライバーも曲がることなく、いい感じでバーディチャンスを作れています。コースも悪い印象はないので、引き続き油断せずにプレーしたい」と冷静に振り返った。

「sure」から名前をつけたという松原柊亜が2位につける(撮影/岡沢裕行)
7アンダー「65」で岡山に2打差の2位につけたのは菅沼菜々と松原柊亜だった。菅沼は「このコースは相性がいいように感じる。8番のバーディからリズムに乗れました。今年はパーオン率がすごくよくて安定感が出てきています。あまり優勝は意識せずに、楽しくゴルフができたらいいなと思います」と好発進を受け止めた。
昨年プロテストに合格した19歳の松原は「今日の『65』はベストスコアタイなので、すごく上出来なゴルフでした。ノーボギーで回れたのはうれしいです」と喜んだ。

吉田鈴は「66」をマーク(スタジオアリス撮影/大澤進二)吉田鈴は「66」をマーク(スタジオアリス撮影/大澤進二)
米ツアーを主戦場にする吉田優利の妹としても注目を浴びる吉田鈴は7バーディ、1ボギーの「66」で回った。1年半使い続けたパターを今大会から別のものに替えたのが奏功した形で「替えたその週に久々にこんなに入ったので、これをきっかけにイメージとか、今後ずっと使えるようなラインの読み方とか、覚えられたらいいなと思います」と前を向いた。
2日目中止。3日目に菅沼菜々がトップに浮上

3日目に菅沼菜々がトップに浮上(撮影/岡沢裕行)
2日目に予定されていた第2ラウンドは悪天候のため中止となった。これにより競技は54ホールに短縮され、第2ラウンド(36ホール)終了後の60位タイまでが決勝ラウンド進出となる。メルセデス・ランキングへのポイント配分は短縮競技の場合も変更はない。

菅沼は得意の直ドラでスコアを伸ばした(撮影/岡沢裕行)
3日目は中止になった第2ラウンドが行われた。ツアー3勝の菅沼が6バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算12アンダーで単独トップに浮上し「すごく安定していました。今週は自信を持ってプレーできているなという感じです」と手ごたえを口にした。17番パー5はピンまで残り250ヤードで直ドラを使いバーディを奪取。「スプーンだと近くまでいかないので、直ドラにしたのですが、トップしました」と振り返った。

主催者推薦で出場したプロ2年目の平塚新夢が2位に浮上(撮影/岡沢裕行)
主催者推薦で出場したプロ2年目の平塚新夢(あむ)とツアー1勝の天本ハルカが通算10アンダー2位につけた。
平塚はインスタートの前半で6個のバーディを量産。「前半がすごくバーディを取れちゃったなって感じなんですが、狙いにいったというよりは落ち着いてショットが打てて、短いパットが多かったです」と話した。18番ではあと少しでホールインワンという快ショットも披露。「入りそうな感じに見えました。あ、惜しいと」とちょっぴり悔しそうに笑った。
菅沼が逃げ切り優勝

2番から3連続バーディでロケットスタートを決めた(撮影/岡沢裕行)
最終日は菅沼がロケットスタートで抜け出した。2番から3ホール連続のバーディで2位との差を広げ、後半も4バーディ、1ボギーで回っての逃げ切り圧勝V。「バーディ合戦になるとは思っていたので、自分のプレーに集中しようと思ってやった結果、朝から3連続バーディで後続を引き離せた。最初に伸ばせたことはよかったです。今は自分のショットとかに自信があるので、自信満々でプレーできています」と充実感を漂わせた。
菅沼は広場恐怖症に苦しんでいることを公表しているが「公表してから同じ病気、違う病気でも応援にきて元気になったとか、私の活躍を見て頑張ろうと思えるといってくださるかたたちがたくさんいらっしゃるので、自分が頑張る意味があると思う」と前を向いた。

5打差2位の荒木優奈(撮影/岡沢裕行)
荒木優奈が5打差の2位。今大会注目選手で抜群の飛距離を持つアマチュアの後藤あいは通算6アンダー27位にとどまったが、2日目の平均ドライビングディスタンスが268.5ヤードで4位と非凡なところを証明した。
女子ゴルフの今季第9戦はメジャー第1戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」で7日に茨城県・茨城GC西Cで開幕する。

