
山路晶がテーラーメイドの未発表パターをさっそく気に入った様子!
前重心でスイッチしやすい!スパイダーの系譜を継ぐ新作

写真①ヘッドには「Spider TOUR-X・V」という文字が刻まれていた。左の2本は従来モデルのカラー違い、右の2本が新登場するヘッド形状らしい
開幕前の練習日、練習グリーン上で取材を進めていると、未発表のテーラーメイドのニューモデルをキャッチした。
今回会場で確認できた新形状は4モデルのうち2モデル(写真①右の2本)。同メーカーの代名詞とも言える『スパイダー』シリーズの高い安定性と直進性を受け継ぎつつも、今作は「前重心」に設計されているのが大きな特徴だ。ツアー担当者は「今までブレードタイプのパターを使っていた選手でも、比較的スイッチしやすいモデルになっています」とその優位性を語る。
この最新兵器にいち早く反応し、テストを行っていたのが同社契約の山路晶や新垣比菜だ。新垣は4モデルのうち、一目で新形状の丸みを帯びたマレットタイプを選択。テーラーメイド独自の「ピュアロール」インサートが生み出す順回転により、「直進性がよくイメージした通りに打って転がっていく」点を評価し手応えを感じていたという。

左から2本目が新垣の好みのタイプ
打感と音に妥協なし! 山路晶は専用インサートでメジャーへ
もう一人の山路晶はより自身の感性をクラブに色濃く投影させている。彼女が選択したのは、これまで使用してきた形状を継承したモデル。ツアー担当者によれば「基本的には今まで使っていた形と同じタイプを選んでいますが、彼女はインサートを変えたモデルを持っていっています」と、特別なチューニングが施されているとのこと。

山路使用モデルは、フェースにこだわりアリ!「音が出るほうが好きです。カラーもかっこいいですよね」(山路)
パターのインサートは、フィーリングを決定づけるまさに心臓部だ。山路本人の「より自分の打感や、しっかりとした音が出るものがいい」という明確なリクエストに応え、横に溝がある硬めのインサートを備えたプロトタイプを用意した。
「転がりがきれいなので、特にショートパット時の安心感がありますね。距離感も合いました」(山路)
メジャーのシビアなグリーンと対峙するためには、インパクト時の指先の繊細な感覚と、耳から入る打音の情報が極めて重要になる。

プロアマ日(5/6)に、練習グリーンで最終確認後、試合に投入するかどうか決めるとのこと。「悩んでいるけど……たぶん試合で使いそうです!」(山路)
果たしてこの“未発表パター”と“こだわりインサート”は、大舞台で山路の強力な武器となるのか。初日からグリーン上の彼女のプレーに熱い視線が注がれるだろう。

