男子ゴルフの今季国内ツアー第7戦「~全英への道~ミズノオープン2026」最終日が5月31日、岡山県・JFE瀬戸内海GC(7480ヤード、パー72)で行われ、1打差単独首位から出たショーン・ノリスが7バーディ、ボギーなしの7アンダー65で回り、大会記録の通算24アンダーで逃げ切った。今季初優勝で昨年「ハナ銀行インビテーショナル2025」以来の通算9勝目。米澤蓮、永野竜太郎が通算19アンダーで2位に並び、大会上位3人の資格でノリス、米澤、永野が今年の全英オープン(7月16~19日、イングランド・ロイヤルバークデールGC)出場権をつかんだ。
画像: 24アンダーで9勝目を挙げたノリス(撮影/岡沢裕行)

24アンダーで9勝目を挙げたノリス(撮影/岡沢裕行)

「日本で優勝できたのはうれしい」

画像: 「日本で優勝できたのはうれしい」(撮影/岡沢裕行)

「日本で優勝できたのはうれしい」(撮影/岡沢裕行)

愛きょうたっぷりのダンスを披露したノリスにギャラリーから温かい拍手が降り注いだ。陽が西に傾きかけた18番グリーン。イーグルパットこそ惜しくも外したが、短いウィニングパットを沈めた、その直後だった。両手を腰の横まで上げて腰を左右にフリフリ。188センチの長身をリズムよく揺らして喜びを表現した。

「勝つのはすごく難しい。その分うれしくなります。日本で優勝できたのはうれしい」

1打差単独首位でスタートし、2番パー5で3メートルを入れてバーディ先行。6番パー5では不得意といわれたウェッジを使ったアプローチで6メートルのチップインバーディを決めた。折り返し後の10番パー4もチップインバーディでスコアを伸ばし、11番は3メートルを決めて連続バーディ。独走態勢を固めると、終盤も攻め手を緩めず、17番パー4は段の下から8メートルを沈め、最終18番は残り240ヤードを2オン成功。イーグル逃しのバーディでフィニッシュ。まったくスキを見せないゴルフで最後は2位に5打差をつける圧勝だった。

全英オープンは2年連続7回目の出場

画像: 全英オープンは2年連続7回目の出場のノリス(撮影/岡沢裕行)

全英オープンは2年連続7回目の出場のノリス(撮影/岡沢裕行)

優勝スコアの通算24アンダーは大会(通算20アンダー、1980年鈴木規夫)としても、JFE瀬戸内海GCでの開催(通算19アンダー、2013年ブレンダン・ジョーンズ)としても最多記録を塗り替えるもの。過去国内メジャー3勝(2017年日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ、2021年日本オープン、2024年ゴルフ日本シリーズJTカップ)を制し、国内ツアーのキャリアグランドスラム達成まで残りは「日本プロゴルフ選手権」だけと迫っている実力を見せつけた。

「チップインはここ半年から1年くらい練習して、前よりはパターを使わないでアプローチするようにしている。すごくいいイメージになってきている」

この日は単独首位から鮮やかな逃げ切りVだったが、単独首位で最終日を迎えた過去4度はすべて逃げ切りを果たしており、今回が5度目だった。

「3人兄弟ということで、そういうところで鍛えられた部分があるので、とにかくリードしたら勝つという気持ちでやっている」

全英オープンは2年連続7回目の出場となる。

「前回プレーしたときは緊張していて、いいプレーをしようと思いすぎていたけど、今回はそれを糧に試合に集中して勝てたので、全英でも自分のプレーに集中できれば」

ゴルフの本場イングランドで日本ツアー代表の心意気と底力を見せる覚悟だ。


This article is a sponsored article by
''.