創業者夫人ルイーズさんから受け継ぐ
「女性ファースト」のDNA

PINGの最新レディースモデル「G LE 4」
PINGの最新レディースクラブ「G LE 4」の開発を主導したのは、米国PING本社で女性初のデザインエンジニアとなったブルック・タイリー氏。「前作を超えないと新製品は出さない」というPINGの厳しいポリシーのもと、女性ゴルファーとしての視点と、PINGの最新技術を注ぎ込んだ最新シリーズが「G LE 4」だ。
ゴルフ界では、メンズモデルのスケールダウンに収まりがちなレディースモデルだが、PINGのこだわりは一線を画している。根底にあるのは、創業者の夫人であったルイーズ・ソルハイムの教えだ。タイリー氏は自身の開発思想について、次のように語る。
「『男性と女性はまったく違う。それぞれに別のニーズがある』ということを、ルイーズから教えてもらいました。男性目線ではなく、女性には女性の、ニーズやデザインに合わせたものが必要です」
女性ゴルファーが思い描く
理想の高弾道を実現
自身もゴルファーであるタイリー氏は、大学でメカニカルエンジニアリングを修めた後、「女性のためのクラブ設計をしたい」とPINGに入社。女性初のデザインエンジニアとして、今作の開発という大役を担った。
「G LE 4」の開発にあたり、前作「G LE3」のユーザーから挙がった「もっと楽に球を上げたい」という声やフィッティングデータを基に、ヘッド構造から大幅に見直したという。各クラブを見ていこう。
G LE 4 ドライバー

ドライバーのロフトは11.5度。ボールが上がりやすくランも出る
女性のヘッドスピードに合わせてフェースを極限まで薄肉化し、ボール初速(スピード)を最大化。 「コスメティックや音のためにも、たくさんのデータを収集、分析した」とタイリー氏。女性のヘッドスピードでヒットした時でも、爽快な打感・打音が出るようチューニングが施されている。

シャフトは30g台のLフレックスと、40g台のAフレックスを用意
もちろん、PINGならではの圧倒的な「ブレない極薄反発フェース」でミスヒットへの強さも際立たせている。
メンタルに作用するカラー戦略「ギャラクティックライラック」
「G LE 4」のテーマカラー「ギャラクティック ライラック」は、見る角度によって表情が変わる仕上げが特徴。ここにPING独自の綿密な戦略がある。PINGはシリーズごとに「明るい色(G Le2)」→「ニュートラルな色(G LE3)」→「明るい色(G LE 4)」と、カラーの系統を交互にローテーションさせてきた。それは、ひとつのシリーズで全女性をカバーしようとするのではなく、前々作のユーザーが1代飛ばしで買い替えた際に、自分好みにピタリとハマるようなバランスを意識しているためだ。
さらに、米国本社にあるパフォーマンス研究部門では、人間の動作や脳、メンタル面に「見た目」が及ぼす影響を追求。他業界のトレンドも徹底的に調査している。
今作で4代目となるが、それぞれストーリー性のあるキャッチコピーと視認性の高いキーカラーを用いたデザインであることがわかる(左上:G Le 右上:G Le2 左下:G LE3 右下:G LE 4)
G LE 4 フェアウェイウッド

フェアウェイウッドは番手ごとの飛距離差がでるようにラインナップ
#3(18度)、#5(23度)、#7(28度)、#9(33度)
フェアウェイウッドは、前作からの最大変更点として「カーボンクラウン」を新たに採用。ヘッド構造を根本から見直し、さらなる低重心化を図り、地面からでも楽にボールが上がってくれる。ロフト角の見直しも行い、番手ごとの飛距離の差も明確になった。
G LE 4 ハイブリッド

ハイブリッドは#5(22度)、#6(26度)、#7(31度)、#8(36度)を展開。5Wの次は、6番ハイブリッド、8番ハイブリッドの次は、9番アイアンなど、シリーズで組み合わせやすい構成も魅力
実はタイリー氏が、「G LE 4」で最初に手がけたのがハイブリッド。前作の「G LE3」に比べてクラウンを薄くしたことにより低重心化。ボールの上がりやすさが劇的に向上している。
さらに、「G LE 4」ハイブリッドには、待望の「8番」が追加されている。ロフト角を全面的に見直したことで、ウッドからアイアンまで、各クラブの飛距離差がより等間隔になり、プレーをシンプルにしてくれる。
G LE 4 アイアン

軽くて振りやすく、高く上がり、ピンを直接狙っていける。ワイドソールのウェッジもラインナップ
アイアンは、ボールが楽に上がる低重心設計でありながら、飛距離重視になりがちなレディースアイアンの常識を覆し、「番手間の飛距離差が均一になること」を追求。女性の力でもしっかりグリーンに止められる高弾道と、ミスへの強さを両立しつつ、ユーティリティ(ハイブリッド)を組み合わせたスムーズなセッティングが可能だ。
G LE 4 パター

ブレードタイプのアンサー2D(左)、操作性の高いミッドマレットのルイーズ(中)、安心感のある大型マレットのオスロ(右)
PINGの歴史そのものであるパターも、女性専用にブラッシュアップ。 打感の良さと転がりの良さはそのままに、ターゲットに対して真っすぐ構えやすいヘッドデザインを採用。自分のストロークタイプに合わせて選べるラインナップで、スコアメイクの要であるパットをサポートしてくれる。
PINGのエンジニアが教える
女性のためのクラブ選び
自身もゴルファーのタイリー氏に、アマチュア女性がクラブ選びで最も大切にするべき要素を尋ねると、エンジニアらしい明確な答えが返ってきた。
「一番重要なのは、総重量です。重すぎたり、軽すぎると、パフォーマンスが落ちてしまうので、そこが大事。次に振った感じの感覚。気持ちいいな、見た目がいいな、と思えるクラブほど、好結果が出やすいのです」
「ウッドやハイブリッドを何本入れたらいいか分からない」という女性の悩みを解決するため、PINGでは、WEBフィッティングツール「WEBFIT(レディース版)」も公開している。ヘッドスピードに応じて、フルセット(10本)、ハーフセット(8本)の2パターンの推奨セッティングを提案してくれるのもポイントだ。

ヘッドカバーもスタイリッシュ
女性ゴルファー、ひとりひとりに最高の結果をもたらすために生まれた「G LE 4」。やさしさと美しさ、そして最先端テクノロジーをまとった本シリーズが、ひとりひとりのゴルフをさらに楽しく、ドラマチックに変えてくれるはずだ。
PHOTO/Takanori Miki


