「今日は噛み合った」森下響がストレスフリーの7アンダーで単独首位
森下響はインスタートの前半を3バーディ・ノーボギーで折り返すと、後半も4つのバーディを奪い、計7バーディ・ノーボギーの「65」という完璧なラウンドを披露した。
ラウンド後のインタビューでは、「めっちゃバーディチャンスについていました。ショットが良くてティーショットもいい位置につけられましたし、セカンドも狙いやすいところから打てました」と、ショットの精度が高かったことを振り返った。さらに「パターも入る距離にあるやつが多かったので、バーディをたくさん取れました」とグリーン上での手応えも口にしている。
これまで調子自体は良かったものの、なかなか結果に結びついていなかったというが、「今日は噛み合ったなという感じです」と納得の表情。バーディを量産する日はボギーも出やすくなることが多いが、今日は「ずっとパーオンしていたので、だいたいバーディチャンスについていたので、ボギーになりそうな場面はあまりなかったです。ストレスなくできました」と危なげないプレーを展開した。
芥屋ゴルフ倶楽部でのプレーは今年で2回目だという。昨年予選通過した経験に加え、帯同キャディのサポートもあって「回りやすかった」と語る。残り2日間に向けては「まだ初日なので、このまま終わってほしいですね(笑)」と冗談を交えつつ、「寝坊しないように頑張ります」と翌日の早朝スタートへ向けて気を引き締めた。

森下響(写真は26年東建ホームメイトカップ、撮影/姉崎正)
「100点に近いゴルフ」ホストプロの強みを生かした商崎涼平
主催者推薦選手として出場している商崎は、アウトコースを「34」インコースを「34」でまとめ、5バーディ、1ボギーの安定したプレーを披露した。
ラウンド後のインタビューでは、「今日はショットも暴れることなく、パーオンも結構できて、パターも悪くない感じで結構100点に近いゴルフでした」と自身のプレーを高く評価した。好スコアの裏には所属プロならではのコース熟知がある。「外しちゃいけないところとか、ここにつければ打ちやすいとか結構わかっていたので、打ち分けとかもできました」と地の利を存分に生かしたマネジメントが光った。
また、コースの攻略ポイントについては「パー5で取れないときついところがあるので、パー5でできるだけ伸ばせるかがポイントですね」と語り、実際にこの日は4番(パー5)、15番(パー5)、18番(パー5)でしっかりとバーディを奪っている。
商崎と芥屋ゴルフ倶楽部との縁は、東北福祉大学の先輩を通じて社長を紹介されたことから始まったという。「鹿児島出身なんですけど、自分も九州に帰りたい気持ちもあって。『練習していいよ』と言っていただいて」と現在の恵まれた練習環境への感謝を口にした。
ホストプロとして迎える今大会。「今日のことは一度忘れてリセットして、あと2日間同じようなゴルフができたらいいなと思います」と気を引き締めつつ、「結果で恩返ししたいという気持ちが大きいので、優勝っていう言葉を芥屋グループの皆さんに伝えたいです」と力強く初優勝への意気込みを語った。

商崎涼平(写真/大会提供)
リーダーボードの状況
初日を終え、トップに立ったのは7バーディ・ノーボギーの「65」をマークし、7アンダーとした森下響。それを2打差の2位タイ(5アンダー)で服部雅也と内藤寛太郎の2人が追う展開となった。
ホストプロの商崎涼平は、山田大晟と並んで首位と3打差の4アンダー・4位タイの好位置につけた。さらに1打差の3アンダー・6位タイには、ルーキーの湯原光、岡田絃希、遠藤彰、16歳アマチュアの道上嵩琉ら多数の選手がひしめく混戦となっている。
明日以降も初優勝を狙う首位の森下や、地の利を生かす商崎らの上位争いから目が離せない。

