ミシガン州にあるミッドランドCCで行われている米女子ツアーの唯一のペアマッチ「ダウ選手権」。3日目が行われ、渋野日向子と勝みなみペアが優勝を狙える位置に浮上した。

黄金世代のふたりが躍動しました。米女子ツアー唯一のペア戦・ダウ選手権は3日目を終えて、同じ98年生まれの勝みなみ・渋野日向子の「HinaMina」ペアが4位タイに順位を上げています。

この日選手たちを苦しめたのは吹き荒れる強風。ペアが交互にショットするフォアサム方式ということもあり、各チームなかなかスコアを伸ばせません。

予選を通過した34組のうちアンダーパーでラウンドしたのはわずかに6組。前日単独2位まで浮上した古江彩佳・西村優菜ペアが6オーバー76、4位タイで予選を通過した明愛と千怜の岩井ツインズペアも4オーバー74とスコアを落とします。

そんななか、勝・渋野ペアの2アンダーはこの日のベストスコアタイ。最終18番パー3こそ3パットのボギーを喫してしまいますが、総じてグリーン上でリズムをつくり、耐えるゴルフでスコアメイクに成功しました。

画像: 左から渋野日向子、勝みなみ(写真は25年Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント、撮影/姉崎正)

左から渋野日向子、勝みなみ(写真は25年Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント、撮影/姉崎正)

「最後は悔しい終わり方になってしまったけど、全体的には上出来なラウンドだったと思います」(渋野)

「風の強い中で、難しいフォーマットだし、耐えてスコア伸ばせば上位狙えるよと話していた。今日はアンダーで回って、いいラウンドだったと思う」(勝)

中継するU-NEXTのインタビューに答えたふたり。大会前には「ごめんね」を禁止ワードに設定していたものの、その決めごとは終始果たされていないようで、この日も「しっかり出ました」(渋野)「一番出てる」(勝)。

しかし、パートナーの「ごめんね」という言葉に発奮し「まかせとけ」という気持ちになることが、タフなコンディションに立ち向かっていく原動力ともなっているよう。このあたりは同じ黄金世代として、ジュニア時代から国内ツアー、米女子ツアーと長く戦友として時間をともにしている両者だからこその感覚でしょうか。

画像: 渋野日向子&勝みなみが急浮上!首位と3打差4位で最終日へ【ダウ選手権3日目】【日本勢徹底マークLIVE】【ハイライト】 youtu.be

渋野日向子&勝みなみが急浮上!首位と3打差4位で最終日へ【ダウ選手権3日目】【日本勢徹底マークLIVE】【ハイライト】

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明日は首位を走るキム・ヒョージュ&チェ・ヘジンの韓国ペアとの3打差を追いかけてスタートするチームHinaMina。ダウ選手権は年間ポイントレースには加算されませんが、公式に優勝として記録されます。

渋野日向子選手にとっては2019年のAIG女子オープン以来の米女子ツアー優勝。勝選手にとっては待望久しい米ツアー初優勝がかかります。

「明日も風が吹く中だと思うが、私たちらしくビッグスコア出せるように頑張りたいと思います」(渋野)

「一人一人集中して、打ちたいところに打っていけば上位狙えると思うので明日も頑張りたい」(勝)

明日は互いのベストボールを打ち合うフォアボール形式。風が吹く中でもスコアを伸ばさなければ勝てない展開になるはずです。大きくスコアが動く展開となれば首位と5打差につける古江・西村ペア、岩井ツインズペアにもチャンスは十分。

なにかが起こる週末になりそうです。


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