明日6月19日から千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コースで開幕する「ニチレイレディス」。開幕を翌日に控えた18日にはプロアマトーナメントが行われ、ディフェンディングチャンピオンの入谷響、そしてリランキング突破を狙う伊藤愛華が大会への意気込みを語った。

ディフェンディングチャンピオン・入谷響は「連続優勝」と「米Qシリーズ」を見据える

昨年大会でツアー初優勝を飾った入谷響。今季の「ブリヂストンレディス」でもツアー通算2勝目を挙げており、ディフェンディングチャンピオンとして大会連覇に挑む。「去年と同じくコンディションがすごくよくて、ラフに入ると難しい印象がありました」とコースについて語り、「この大会で初優勝できたことはすごくうれしかったですし、今年も連続優勝がかかっているので頑張りたいです」と気合十分だ。

天候が崩れる予報に対しても、「グリーンが小さいイメージがあるので、しっかりピンを狙ってグリーンをとらえていければスコアを伸ばせると思う」と自身の攻め方を明確にしている。明日の初日は佐久間朱里や河本結といった先輩と同組で回ることについて、「うまい先輩方と一緒に回れて勉強になります。どういう攻め方をするのかをしっかり見て、自分がもっとうまくなるために吸収していきたいです」と貪欲な姿勢を見せた。

今年の目標としてアメリカのQシリーズ挑戦を掲げており、「ポイントランキングを上げていくことと、今年はアメリカのQシリーズに挑戦したいと思っているので、このニチレイレディスでまた優勝したいです」と力強く宣言した。

画像: 入谷響(写真は25年ニチレイレディス、撮影/大澤進二)

入谷響(写真は25年ニチレイレディス、撮影/大澤進二)

焦りや不安を乗り越えて。伊藤愛華が挑む「リランキング」の戦い

本大会終了後には、シード選手および今季のJLPGAツアー優勝者以外の選手を対象に、シーズン中盤戦(第2回リランキングまで)の出場権をかけた「第1回リランキング」が実施される。

昨年のプロテストにトップ合格し、QTランク16位で今季レギュラーツアーに参戦しているルーキーの伊藤愛華にとっても、まさに正念場となる運命の一戦だ。

これまでのインタビューでは「スコアよりも、まずは意識したスウィングを実行すること」と冷静な姿勢を貫いていた伊藤だが、いざ開幕を翌日に控えたプロアマ戦の会場では、大一番を前にした等身大の本音もこぼれた。「自分が思い描いていたようなスタートが切れていないので、内心は焦りや不安しかないです」と率直な胸の内を明かす。

しかし、そんな重圧を抱えながらも「それをプレーに出していたらいいスコアにはつながらないので、いろんな方からの支えを力に変えて、ポジティブに精一杯頑張りたい」と伊藤は前を向く。

コース攻略に向けては「グリーンがすごく小さい印象なので、ショット力と、グリーンをこぼしたときにしっかり寄せてパーをとることが大事かなと感じました」と分析。調子が万全ではない中でも「目標はトップ10に入ることです。自分の調子がすごくいいわけではないのですが、目標は高く、そこに向けて3日間戦い抜ければいいなと思います」と、あえて高いハードルを設定し、強い覚悟で大一番に挑む。

画像: 伊藤愛華(写真は26年ヤマハレディースオープン、撮影/有原裕晶)

伊藤愛華(写真は26年ヤマハレディースオープン、撮影/有原裕晶)


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