
米女子ツアーで今季初優勝の山下美夢有(PHOTO/Getty Images)
首位と5打差の7位タイからスタートした山下選手は、フロントナインでいきなり5バーディノーボギーと首位を猛追。バックナインに入ると10番で超ロングパットを沈め、首位のロッティ・ウォード選手に並びます。
バックナインでは15番パー3でひとつボギーがあったものの、4バーディで3つスコアを伸ばし、「64」にまとめる見事なラウンド。プレーオフ1ホール目ではバーディを奪い、父の日に家族に捧げる勝利を挙げました。
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www.youtube.com山下選手の4日間を振り返ると、初日はイーブンパー「72」で61位タイ。そこから「68」「67」「64」と尻上がりの調子を上げ、終わってみればトータル17アンダー。バーディ数ツアー3位の攻撃力を遺憾なく発揮してみせました。
「今日のラウンドは自分の評価としてよかった。自分のプレーを褒めるかなっていう感じ」という山下選手。そのラウンドスタッツを見ると、まずフェアウェイキープ率は76.9%と高水準で、ドライバー平均飛距離も257.0ヤードと十分に出ています。
驚異的なのはパーオン率で、実に17/18で94.4%。正確なショットで常にバーディパットを打ち続けるゴルフを展開できたことでビッグスコアにつながったことが、数字からもわかります。
パーオン率が高いとパット数は増えるものですが、この日の山下選手はただ乗せるだけでなく、ピンに絡むショットが多かったのが勝利の理由のひとつ。パット数は27と非常に少なく、それがバーディ数の多さに直結しています。
まさにショットとパットが噛み合った状態。会心のゴルフだったと言えるのではないでしょうか。
「今日は優勝とか考えていなくて、目の前のプレーに集中していました。今日はショットも非常に安定していて、パッティングも短いのからロングパットまで入ってくれたので、いいラウンドができたと思います」
そう語った山下選手。今週開催のメジャー「全米女子プロ」に向けての意気込みを聞かれて、こう答えています。
「今シーズン優勝できたことは自信にもつながったと思います。スウィングとかショットもそうですし、アプローチもそうなんですけどだいぶいい状態になってきている。メジャーもいいスタートを切っていきたい」(山下)
自身のメジャー2勝目に向けて、視界は良好です。

