
左から佐々心美、廣吉優梨菜、岩永杏奈、⻑﨑⼤星、⼩川琥太郎、松⼭茉⽣
女子代表:岩永がチップインも絡めて「66」の好スコアで首位タイ発進!
女子チームのスタートダッシュを力強く牽引したのは、初日6アンダーの「66」という見事な首位タイスタートを切った岩永杏奈だ。 「ショットはバラついていてあまり良くなかった」と振り返るものの、3番ホールで10メートル超のロングパットを沈め、さらに15番ホールでは12〜13ヤードからの見事なチップインを決めるなど、要所でのリカバリーが光った。
「プロテストに通過して、QTを通過するのが今年の一番の目標」
その強い決意が、初日の好スコアに直結している。
また、同じく女子代表の佐々心美は1アンダーの「71」(13位タイ)と手堅くアンダーパーをマーク。
「前半はドライバーが荒れてギリギリ耐えましたが、後半は上手く修正できました。ただ、バーディチャンスのラインが読み切れず、なかなか入らなかったですね」
そう課題を口にしつつも、「私以外の2人はめちゃくちゃすごい人なので、少しでも貢献できたら」と謙虚に団体戦への熱意を覗かせた。
一方で、3オーバーの「75」(23位タイ)とやや出遅れる形になった廣吉優梨菜は、パー3でのOBやペナルティ、シャンクが重なる苦しい展開を強いられた。「気の緩みです(笑)」と明るく反省しつつ、「体力は大丈夫。団体戦がメインなので、貢献できたら(今日のミスも)忘れられるかなと思います」と、残り3日間での巻き返しを誓った。

仲の良さが伺える3人の女子日本代表メンバー(左から佐々心美、廣吉優梨菜、岩永杏奈)
男子代表:小川と松山が頼もしい「20アンダー」宣言!
男子チームでは、一番手としてスタートした小川琥太郎が、5アンダーの「66」をマーク。首位に1打差の3位タイという素晴らしい滑り出しを見せた。安定したドライバーとアイアンの組み立てが光り、特に11番ホールでは約170ヤードから2メートルに寄せてバーディを奪い、流れを引き寄せた。 「思ったよりピリピリしていなくて、一番最初で気が楽でした。4日間で20アンダーを出したいです」と、非常に頼もしい目標を掲げている。
前回大会の個人戦と団体戦の両方で優勝を経験している日本の“ビッグスター”・長﨑大星は、3アンダーの「68」(7位タイ)で初日を終えた。
「すごく午前中から流れが良かったのですが、後半にティーショットがバラついてスコアを崩してしまった。すごく悔しいです」
そう反省を口にするが、好調なパッティングが支えになったという。「トップとはまだ3打差くらい。自分がチームを引っ張れるように1打1打丁寧に頑張りたい」と、明日以降の逆転へ闘志を燃やす。
そして、地元・愛知県出身で期待値の大きい松山茉生も、長﨑と同じく3アンダーの「68」(7位タイ)でホールアウト。本人は「今日は噛み合わなかっただけで、調子はすごく良い感じです」と手応えを口にする。2024年の日本アマチュアゴルフ選手権覇者であり、日曜に開催されたドラコン大会でも優勝を果たした圧倒的な飛距離を武器に、大きな目標を見据えている。
「(今大会への出場は)3年目で、勝ったのは2年前。今年はドラコンも獲れたので全部勝って終わりたい。20アンダー出して足りないようであれば仕方ないかなと思います」

男子日本代表のメンバー(左から松⼭茉⽣、⻑﨑⼤星、⼩川琥太郎)
本大会の団体戦は、4日間72ホールのストロークプレーにより、各チームの上位2選手のスコア合計で競う国別対抗戦。初日の緊張感を乗り越え、明日以降どのようなドラマが待ち受けているのか。世界の頂点を目指す若き日本代表選手たちのさらなる躍進から目が離せない。
