
本間ゴルフの新軟鉄鍛造アイアン。HONMA T/ / WORLD IRON TOUR V(右)、HONMA T/ / WORLD IRON Vx(左)(撮影/三木崇徳)
HONMA T// WORLD IRON
TOUR V

T// WORLD IRON TOUR V ◎7Iロフト/32度◎バウンス/8度◎シャフト/N.S.プロ モーダス³ for T// WORLD BLACK(S)
特殊な熱処理で外殻の剛性を高めた、軟鉄“S15C”を鍛造したセミキャビティ アイアン。試打を担当した西田幸一プロは、「ソールに適度なバウンスがあり、なおかつ粘り系のスチールが標準シャフトなので、ダウンブローに打ちたい人に合います」
HONMA T// WORLD IRON
Vx

T// WORLD IRON Vx ◎7Iロフト/30度◎バウンス/5度◎シャフト/N.S.プロ モーダス³ for T// WORLD RED(S)
Vxも、独自の“S15C”を鍛造したキャビティ アイアン。トウにウェイトが入り、直進性、寛容性、飛距離性能のバランスが高い。「バウンスは抑えめ、シャフトは走り系が標準仕様、緩やかなダウンブローやレベルブローの人に合います」(西田プロ)

試打・解説/西田幸一プロ
専修大ゴルフ部からプロ入り、現在は合田洋ゴルフアカデミーでアマチュアを指導、ギアに精通。試打ボールはTWスピン、トラックマン4で計測。8球打ち上下各1球ずつを除いた6球の平均値を採用。
TOUR Vは叩ける
Vxは初速が出る
西田幸一プロが、TOUR Vアイアンから試打。「小ぶり過ぎないセミグースネックで、面で運べるイメージです。トップラインの厚みがちょうどいい印象です。打つとフェードもドローも打ち分けやすく、打感はとても軟らか」
「フェース上で球がしっかりとつぶれる感触が心地良いです。抜けも良いですね。粘り感のある専用シャフトも含めて上からしっかり叩きやすく、自分でロフトを立てて打ちたい人に最適です」と語る。

両アイアンをテストする西田プロ。「TOUR Vは、ロフトを立てて打ちたい人に最高です。Vxは、軟らかな打感なのに飛びます」(撮影/有原裕晶)
続いてVxアイアン。「Vxも、TOURVと同じように、手を返さずフェース全体で運べるイメージの顔です。打感は軟らかいですが弾き感もあって、ボール初速が出て飛距離が伸びました。Vxのシャフトは、走る感覚があるのでレベルブロータイプの人に合いますね」と解説。

「TOUR Vは粘り系シャフト、Vxは走り系シャフト、ステップの位置が違います。アドレス時の顔は、どちらもオーソドックスで似ていますが、ソール形状はかなり違います。TOUR V(左)は薄くてバウンス強め。Vx(右)は広く平ら」
両モデルを打ち終えて。「腕前別ではなく、スウィングタイプに合わせて丁寧に作られているのがわかります。特にVxは、通常の本格派アイアンより5ヤードほどキャリーが出ていて〝内柔外剛〞という新開発の軟鉄鍛造ヘッドによる飛距離性能も高い」
「2モデルとも、顔と打感が良く、飛距離もスピンも十分。質感や外観のクオリティもいいので、どちらも人気が出そうです」と、太鼓判を押した。

西田プロの7Iキャリー分布。TOUR Vの平均キャリーは163.4ヤード。Vxは170.0ヤード。TOUR Vはスピンが多く、弾道もわずかに高かった
| 7I | 初速(m/s) | キャリー(Y) | 飛距離(Y) | スピン(rpm) | 頂点(Y) |
| TOUR V | 52.4 | 163.4 | 167.6 | 6112 | 30.5 |
| Vx | 53.7 | 170.0 | 175.6 | 5815 | 29.7 |

もうひとつのT// WORLD IRON
Px
高強度フェース+軟鉄鍛造ボディの飛距離性能
同シリーズには軟鉄(S25C)鍛造ボディと高強度L型フェースのPxもある。「高弾道でキャリーが出るアイアンです」
◎7Iロフト/30度◎バウンス/4.5度◎シャフト/N.S.プロ950GH neo(S/試打)、VIZARD IRON Lite
HONMAの新ウェッジ
HONMA WEDGE

HONMA WEDGE ノーメッキ(46~52度/左)、HONMA WEDGE ノーメッキ(54~62度/右)
アイアンに続き、西田プロにテストしてもらったのが、同じく本間ゴルフの新しいウェッジ・HONMA WEDGE。打感に優れ、錆に強く、スピン性能が長く続く独自素材、「HMSS」をヘッドに採用している。西田プロによる試打&解説。
スピンが利いて
打感も良い、新素材“HMSS”
ヘッド素材の“HMSS”とは、「HonMa Soft Stainless」の略で、ソフトステンレス特有の3つの長所が備わる。①ノーメッキの手応えの良い打感 ②ノーメッキでも錆に強い ③摩耗に強くスピン性能が持続する、の3点。
試打した西田プロは、「ソフトな打感で、(担当者から)聞かされるまでステンレスだと気づかなかったほどです。素材以上に感心したのが、ロフト別の形状。46〜52度は、寛容性の高いセミキャビティバックで、スピン性能が大事な54〜62度は、高重心ヘッド仕様で、外観から性能にメリハリを付けています」
「もう1つ、各ロフトのソールは、バウンス角を極端に変えた2種類で、誰が打っても違いが分かって自分に合うモデルを選びやすい。最近はソールの種類が増え、『正直、よく分からない』との声を聞きますが、これならシンプルに選べる」
「例えば、58度の04度バウンスは、つるんと抜けるので地面が硬いコースでプレーする人におすすめ。16度バウンスは、地面をしっかり叩けてやさしく、その弾き感が気持ちいい。両方を体感して選んでほしいです」
HONMA WEDGE ノーメッキ
54~62度

58度04Cバウンスは、フルフェーススコアライン。58度16Sバウンスは、通常スコアライン
54・56・58・60・62度は、プレーンバックの高重心ヘッドで高スピン性能。54度と56度は、バウンス16度Sソールと8度Cソール。58~62度は、16度Sと全面溝の4度Cがある。

58度04Cソール(左)、58度16Sソール(右)。弾きがまったく異なる2種類のソール。アイアンに多い重量105グラム帯を考慮したN.S.プロMODUS³ WEDGE105が標準シャフト
HONMA WEDGE ノーメッキ
46~52度

HONMA WEDGE ノーメッキ 50度。50度16Iソール(上)、50度08Iソール(下)
46・48・50・52度は、通常ショットに対応したセミキャビティバック。バウンス16度Iソールと8度Iソールの2種類。
「各番手ともローバウンスとハイバウンスの2つだけなので、アマチュアの人には選びやすいと思います。僕はどの番手も16度のハイバウンスのほうがソールの弾きが気持ち良くて好みでした」と西田プロ。
HONMA WEDGE カッパー
46度~62度

HONMA WEDGE カッパー52度
カッパーモデルも、ノーメッキモデルと全番手同じ種類をラインナップ。

HONMA T// WORLD IRON TOUR VとVx(左)、HONMA WEDGE ノーメッキとカッパー(右)
『T // WORLD』シリーズの最新作『T // WORLD IRON 26』の特設ページはこちらから

