
岩永杏奈(左)松山茉生(右)
女子代表:岩永が後半「31」の猛チャージで首位固め!廣吉も復調の「69」
女子チームは、初日首位発進の岩永杏奈がこの日も素晴らしいプレーを見せた。

岩永杏奈(撮影/岡沢裕行)
岩永杏奈トータル11アンダー: 10番スタートの前半(INコース)を5バーディ・ノーボギーの「31」で折り返した岩永。後半(OUTコース)の5番と最終9番でボギーを叩いたもののを2バーディ・2ボギーの「36」、トータル「67」11アンダーまでスコアを伸ばして個人首位をキープした。岩永は「5番のボギーはしょうがないと思うのですが、最後の池(9番)は一番やってはいけないボギーだった」と反省しつつも、雨予報の明日へ向けて「グリーンのスピードも変わるし、多少飛距離も出なくなると思うので、朝ちゃんと調整してアンダーでまわれるように頑張りたい」と気を引き締めている。
廣吉優梨菜トータルイーブンパー: 初日は3オーバーと苦しんだ廣吉だったが、この日は6バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「69」と巻き返し、トータルイーブンパーに戻した。それでも「あと5つくらいいけました。バーディチャンスをめちゃくちゃ外して最後も3パット。思ったところに自信を持って打ち出せていない感じがする」と自身のパッティングに納得がいかない様子だが、残り2日間で「10(アンダー)まで行くこと」を目標に掲げている。
佐々心美トータルイーブンパー: 初日は1アンダーだったが、この日は3バーディ・4ボギーの「73」となった佐々。朝の練習場からショット全般に不調を感じていたといい、「なかなか良い流れが来なかった」と苦しいラウンドを振り返った。「今日は私が迷惑をかけてしまったので、あと2日で挽回できるように頑張ります」と雪辱を誓う。
男子代表:松山がイーグル奪取で9アンダー!長﨑&小川も8アンダーで追う展開
男子チームは、日本代表の3人が上位で激しく競り合う最高潮の展開を迎えた。

松山茉生(撮影/岡沢裕行)
松山茉生トータル9アンダー: 初日「68」からスタートした松山は、終盤の16番(パー5)で林の隙間からフックをかけてグリーンを捉え、約4メートルのイーグルパットを沈めるビッグプレーを披露! この日は1イーグル・6バーディ・2ボギーの「65」を叩き出し、トータル9アンダーで首位と1打差の3位タイでフィニッシュ。パターの距離感に苦しんだ場面もあったが、「あまり良くない中で我慢して攻め続けることができて良かった」と手応えを口にしており、明日雨が降れば「僕にはグリーンが重くなって丁度いいかもしれないです」と調整してタッチを合わせにいく様子。また「団体メンバーではありますが、2人とも上手いですし、信頼しているからこそ僕も個人のプレーに集中できました。その反面、2人に負けたくないという思いもあります」と素直な心境を語った。
長﨑大星トータル8アンダー: 初日は練習で不調だったので普段よりドライバーのロフト角を寝かせてプレーしたが、2日目はロフト角を戻して挑んだ長﨑は、この日5バーディ・ノーボギーの「66」をマークし、トータル8アンダーで5位タイに浮上した。大きなピンチもなくパーオンを続けたものの、「バーディチャンスにつけるシーンが少なかった」とストイックに分析。また「セカンドショットとティーショットが良くなれば、もう少しスコアが出るんじゃないかと思います」「戦略部分でも少しミスをしてしまった部分もあり、それをホテルで考えて明日を臨めたらなと思います」と課題を挙げた。残りの2日間については、「雨が降るとグリーンが柔らかくなり、バックスピン量がいつもと変わるが、一つ一つ丁寧にやっていけば処理できないことはない」と焦って打たずに丁寧にプレーする意識で臨む。日本人選手同士でトップを争う状況を聞かれると「一番のライバルは日本人選手と思ってプレーできたら、みんな上がってくれると思う」と頼もしいエースの顔を覗かせた。
小川琥太郎トータル8アンダー: 初日3位タイの小川はこの日4バーディ・1ボギーの「68」で回り、長﨑と並ぶトータル8アンダーの5位タイ。アイアンの調子とパーオン率に課題を残したが、「朝からアプローチミスをしたのですが、4メートルのパーパットを決めることが出来たり、ドライバーは好調でした」と粘りのゴルフを展開した。「(松山と長﨑は)絶対に来ると思っている2人なので、いい戦いをして団体もいいスコアで上がれたら」と意欲を燃やす。
残り2日、勝負の行方は「雨と風」が握る?
明日からの後半戦、中京ゴルフ倶楽部・石野コースには雨予報が出ている。雨によってグリーンが柔らかくなりボールが止まりやすくなる反面、飛距離への影響や重いグリーンへのタッチの適応が求められる。しかし長﨑が「丁寧にやっていけば処理できないことはない」と語るように、日本選手たちに焦りはない。
個人戦はもちろん、上位2名のスコアが採用される団体戦においても圧倒的な強さを見せつつある日本代表チーム。明日も彼らの熱いプレーに注目だ!


