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女子代表:岩永杏奈が驚異の「パーオン率100%」でトータル15アンダー!
連日、女子チームを牽引する岩永杏奈は、3日目も雨の中でも一切隙を見せない圧巻のゴルフを展開した。

岩永杏奈
岩永杏奈/トータル15アンダー(1位):悪天候をものともせず、この日も輝きを放った岩永杏奈。4バーディ・ノーボギーの「68」で回り、トータル15アンダーと個人首位を快走している。雨にもかかわらず「パーオン率100パーセントだったので、気楽にパーが取れて良かった」と驚異的な安定感を披露した。最大のピンチはパー4の3番ホールで、20〜30メートルのバーディパットを5メートルほどオーバーさせたものの、その返しを沈めて見事にパーセーブ。パー4の5番ホールでもティーショットがバンカーの縁にあって打てず、なんとかグリーンに2オン。バーディパットは30メートルと超ロングパットになったが、それを1メートルに寄せて凌ぎ切った。「みんながスコアを伸ばして優勝できたらいいと思います」と最終日へ向けて力強く語った。
廣吉優梨菜/トータル2オーバー(17位タイ):廣吉優梨菜は、3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「74」で回り、トータル2オーバーとグリーン上で苦しむ1日となった。「ちゃんと打っているのに、3回くらいクルクルと(カップに蹴られた)」と振り返るように、短いパットが決まらず流れを掴みきれなかった。雨の影響でセカンドショットが止まりやすくなるなどの変化もあったが、それ以上にパッティングの不調が響いた。「ミドルパットが入らないことはあるが、ショートパットは普段外さないから短いパットが入らないのが辛いです。次のショットも切り替えられずあまり良くない」と悔しさを滲ませていた。明日は「伸ばしていけるゴルフが組み立てられたらいいなと思います」と前を向く。
佐々心美/トータル9オーバー(25位):佐々心美にとって、3日目は非常にタフなラウンドとなった。この日「81」を叩き、トータル9オーバーとスコアを落としてしまった。「最初から最後まで良くなくて……。今日は4パットもしたし、パーパットがカップに蹴られたりも多かった」と、パッティングのイメージが完全に崩れてしまったことを明かした。ショットの不調も昨日から続いており、最終日に向けて「ショットは直ってくれればいいのですが、修正できるかわからないのでパターを頑張ります」と、グリーン上での立て直しに全力を注ぐ構えだ。
男子代表:悪天候でスコアメークに苦しむも、長﨑と小川が「9アンダー」
連覇を狙う男子チームは、雨の影響で縦距離やショットの感覚が狂う中、それぞれが必死の粘りを見せた。

左から松山茉生、小川琥太郎、長﨑大星
長﨑大星/トータル9アンダー(3位タイ):男子のエース、長﨑大星はこの日3バーディ・1ダブルボギーの「70」でトータル9アンダーと踏ん張った。ティーショットの感触は悪くなかったものの、「それ以外はココイチくらい悪くて……全てが噛み合わないシーンが多くて、大変なプレーが多くて難しかった」と、パーオンできずにアプローチで凌ぐ我慢のゴルフを強いられた。後半の出だし(1番ホール)で池に入れてスコアを崩したことを「一番悔しい」と振り返ったが、8番ホールでのバーディが心の支えになったと語る。個人としても首位と2打差につけており、チーム優勝に向けて「自分が良いプレーができれば確実に優勝できると思う」と自信をのぞかせている。
小川琥太郎/トータル9アンダー(3位タイ):小川琥太郎は3バーディ・2ボギーの「70」で回り、トータル9アンダーでこの日を終えた。朝からドライバーが曲がり、雨でセカンドショットの縦距離が合わず、ボギーが先行する苦しい前半を耐え抜いた。最大のターニングポイントは後半の4番ホール。7メートルほどのバーディパットが決まると、そこから見事な3連続バーディを奪取してスコアを戻した。明日も雨が予想されるため、「守るところは守りつつ、攻められるところでしっかり攻めたい」と冷静にコースマネジメントを見据え、「2位の国とかは気にすることなく、最高のゴルフができたら絶対に勝てる」と力強く宣言した。
松山茉生/トータル8アンダー(8位タイ):持ち前の爆発力が期待される松山茉生だが、冷たい雨に打たれる過酷なコンディションの中、この日は2バーディ・3ボギーの「72」とスコアを落としトータル8アンダーとなった。「パター入っていなくて、ショットも曲がり始めちゃって……。トラブルもあって、最後まで集中してやることができなかった」とラウンドを回顧し、「放心状態というかよく覚えてない」と語るほど雨が降る中で心身ともに辛い1日だったようだ。それでも「首の皮1枚つながったという感じでまだ運は残っていると思う」と前を向き、明日はチームのために貢献したいと巻き返しを誓った。
いよいよ最終日!栄冠を手にするのは?
団体戦優勝に向け、男子は首位を走るが、2打差にカナダチームとアメリカチームが迫る緊迫した状況が続いている。それでも小川が「2位の国とかは気にすることなく、最高のゴルフができたら絶対に勝てる」と語気を強めるように、選手たちの闘志は全く衰えていない。女子は団体戦首位の韓国チームに5打差、2位のタイチームに3打差の3位に位置する。個人戦で岩永が首位を快走しているだけに、廣吉や佐々が普段通りの実力を発揮できれば追いつくことは十分に可能だ。
長かった戦いもいよいよ明日が最終ラウンド。過酷な雨の3日目を耐え抜いた若き日本代表チームが、どのようなフィナーレを見せてくれるのか注目だ!
写真/岡沢裕行


