雨のラウンド後はもちろん、雨でゴルフに行けないときだからこそ、クラブのメンテナンスをしておきたい。愛用クラブを長くきれいに保つ方法をギアオタクでフィッターの小倉勇人に聞いてみた。
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クラブをきれいに長持ちさせる方法を、フィッター小倉氏に聞いた

ちょっとした工夫が大切

クラブフィッター小倉です。今回はクラブを長持ちさせる工夫についてです。皆さんは今お使いのクラブは普段どんなお手入れをされているでしょうか。

気に入って使用しているクラブですから、できるだけきれいなままで使い続けたいですよね。ゴルフクラブで最も劣化しやすい部分はグリップです。消耗品でもあるため、ある程度の劣化はしょうがないのですが、グリップを長持ちさせたいなら、湿気と乾燥に気を付けましょう。車のトランクや外気に触れやすいところでの保管は避け、人間が快適と感じる空間に保管しておくことがとても重要です。

一時的でも高温多湿といった過酷な環境にクラブを保管していると、ヘッドとシャフトを固定しているソケットや接着剤にも大きな負担がかかります。負担が蓄積すると、ソケットが浮いてきたり、接着剤が劣化して、ヘッドが抜けてしまったりといった事例につながりやすくなります。

長期間使用しない場合は、たまに軽く濡らした布巾などで軽くクラブ全体を拭き、その後乾いた布巾で水気を取って陰干ししておくとこれだけで、いつまでも良い状態を保つことができます。きれいにするためにオイルなどを使用してもいいですが、フェース面だけはお勧めしません。ショットに影響する可能性があります。

ゴルフクラブは、極端な言い方をすると、「地面にたたきつけて」使用する道具です。ですから多少の傷は致し方ないのですが、ショット以外での傷は極力つけたくないですよね。そんな余計な傷を減らしてくれるのが、ヘッドカバーです。

当たり前のことですが、困ったことにゴルフクラブに余計な傷がつく原因の最も多いのが、乗用カートでのプレー時なのです。カート道の凹凸を超える時に結構な衝撃があり、ガチャガチャとヘッド同士がぶつかります。この時にいわゆる当たり傷が増えるのです。これを防ぐのに有効なのがヘッドカバーというわけです。

たまにプレー時にウッド類のヘッドカバーを外してしまうゴルファーがいらっしゃいますが、当たり傷を避けたいならショット時以外はつけておくことをお勧めします。

アイアンはウッド類よりさらに過酷なライでの使用する機会が多いこともあり、傷は避けられないのですが、当たり傷はヘッドカバーで防ぐことができます。ちなみに私はアイアンにはヘッドカバーをつけていません。多少の当たり傷はしょうがないと思っています。

ですが、カート道が荒れているとわかっているコースをプレーする時は、タオルを巻き付けておいたり、同じバッグの口枠にヘッドカバーをしたウッド類やパターを入れたりすることでヘッド同士の衝突を避けるような工夫をしています。

梅雨は、多湿ですからクラブにとっては厳しい時期です。結露などによってスチールシャフトの内部がさびる原因になることがあります。雨の日にプレーをしていなくても定期的に室内で陰干しすると良いですね。日頃お手入れができないというゴルファーでも保管場所や、ちょっとした工夫をすることでお気に入りのクラブを長くきれいに保つことができまると思いますよ。


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