女子メジャー歴代最少スコア!ユ・ヘランが驚異の「60」を記録
女子メジャー第4戦「アムンディ・エビアン選手権」で、韓国のユ・ヘランがとてつもない記録を達成しました。それが、3日目に記録した「60」というスコアです。

ユ・ヘラン(写真/大会提供)
これは女子メジャーの歴史のなかで記録された最少スコア。最終ホールのイーグルパットがあとほんのわずかに転がっていれば、大舞台での幻のスコア「59」達成という、偉業中の偉業が達成されるところでした。
「グリーン上でも自分のスコアを把握していなかったので、18番ホールでも分かっていませんでした。でもパットの後、キャディと一緒にスコアを数えてみて『信じられない、今日は11アンダーだ』と。本当に驚きました」
そう語ったユ。アマチュアゴルファーにも言えることですが、ベストスコアは出そうと思って出せるものではなく、「気がつけば出ていた」というものなのでしょう。
歴史的ラウンドに引っ張られた岩井明愛が3打差の2位へ
話が逸れましたが、ビッグスコアで19アンダーまでスコアを伸ばしたユが最終日に向けて「素晴らしい選手」と語ったのが現在ユと3打差の16アンダー2位につけている岩井明愛選手です。

岩井明愛(写真/大会提供)
ユの歴史的スコアに逆転を許しましたが、明愛選手のこの日のラウンドも6アンダー「65」という内容。「(ユが)素晴らしいプレーをしていたので、それに引っ張ってもらいました」とトータルスコアを16アンダーまで伸ばし、ユとは3打差の2位につけています。
トップ選手同士がメジャーの舞台で互いを称え合う姿は、スポーツマンシップにあふれていて素晴らしいですよね。
そして、明愛選手から4打ビハインドの12アンダー3位タイには西郷真央選手。10アンダー6位タイ山下美夢有選手。8アンダー10位タイに渋野日向子選手がつけています。
11アンダーのユは別格ですが、3位タイのブルック・ベンダーソンは7アンダー、5位のカサンドラ・アレクサンデルは8アンダーと、ビッグスコアが出る環境。最終日も伸ばし合いになりそう。西郷真央選手は首位と7打差、山下選手は9打差を追ってのスタートとなりますが、なにが起こるかはわかりません。
そして、日本勢で優勝に最も近い位置でスタートするのが岩井明愛選手。ここまでの3日間で「63・69・65」と3日続けての60台。最終日はメジャー初優勝のかかるラウンドとなります。
充実のプレーを終えて、中継するU-NEXTのインタビューに答え、開口一番「今日もすごい楽しかったですね。たくさんのゴルフファンの方の前でプレーできたので、少しでも自分のことを覚えてもらえたらと思います」と語った明愛選手。
明日が世界中にアキ・イワイの名前がメジャー王者として知れ渡る日になる可能性は、決して小さくありません。
