仕事でも短パン!? 東京クールビズとは?
「クールビズ」は、小池百合子東京都知事が環境大臣在任時の2005年に、服装の工夫などを通じて夏を快適に過ごしながら、省エネルギーを進めるために提唱された取り組み。「東京クールビズ」は、それをさらに拡大。「涼しさ」だけでなく「エネルギーを賢く使う(=クール)」という視点から、「働く環境」「暮らす環境」「装う環境」の「3つのクール」を合言葉に、新しいライフスタイルを都民や事業者に呼び掛けるもの。その一環が都庁でのハーフパンツ(短パン)の着用解禁で、実際にハーフパンツ姿で働く都職員の執務風景も公開された。
「清潔感」が最優先のシニア世代から、「短すぎる丈」に困惑する女性の視線まで。リアルな本音から導く大人の短パン作法

宮里優作や蟬川泰果らもハーフパンツを着用している
シニア世代は「清潔感」が最優先(70代男性・長野県)
「濃紺の短パンに白ポロ、もしくは白短パンに紺のポロが自分の年齢的にもふさわしいと思い、着用しています。そして、着こなしという点で大事にしているのは帽子を新品にすること。シニアの見た目で最優先されるのは「清潔感」です。ダメージ入りのキャップなど、若い人がかぶっているとワイルドでおしゃれですが、シニアが着るとただ汚らしいだけだと思います。
ソックスはくるぶしが隠れるくらいの短さで、色はむろん白。以前、関東の某有名コースに行ったとき、ショートソックスがドレスコード上ダメで、売店でハイソックスを買った経験がありますが、それ以来はいていません。短パンをはくときにはロッカーで着替えています。クラブハウスに入るときにブレザーと短パンでは違和感があり過ぎですね」(70代男性、競技ゴルファー、長野県)
ジャケットに合わせるのは至難の業(50代男性・神奈川県)
「短パンにジャケットを合わせると、まるでアニメの子ども探偵のようになります。日本人には難しいスタイル」(50代男性、神奈川県)

近年の夏の猛暑によってファン付きのウェアも市民権を得てきている
気になるのは「足元」の生白さと靴下のマナー(70代男性・神奈川県)
「『今季初めて短パンをはいたんだな』という感じの生白いすねはあまりかっこよくない気がします。コースで短パンデビューする前に少し日焼けしておくのがいいんじゃないでしょうか。あと、長ズボンのときに着用している足首丈の靴下ではなく、くるぶしが隠れる丈のスポーツソックスが必須。なかには、まさかこれはビジネスウェアのソックスではという人もいます。逆に、スーツなのに足元がスポーツ用の靴下なのではという人も。電車で着席時、向かいの人の靴下をつい見てしまいます」(70代男性、神奈川県)
短すぎる丈と派手な柄物には要注意(30代女性・東京都)
「鍛えている人でけっこういるのは、短パンのなかでも“すごく短い短パン”をはく人。ひざ上10センチより短い感じ。ジムなどで着る分にはいいのですが、コースで見かけたときはギョッとしました。あと、柄物のショートパンツは難しいと思います。柄×柄のゴルファーを見かけたことがありますが、芸人さんかなと思いました。よほどの上級者でない限り短パンは無地が良さそう」(30代女性、東京都)
オフィスの短パン解禁、女性陣の本音は?(30代女性・大阪府)
「最近、会社でも短パンの着用がOKになりましたが、実際にはいている姿を見かけたことはありませんし、あまり見たくもないかな。先日のサッカーワールドカップの日本代表戦の日は、上下、日本代表のユニフォーム姿だった人もいたみたいですが、それはイレギュラーというか特別なコスプレですよね」(30代女性、大阪府)
昭和世代のすね毛論と、都庁の先進性への期待(50代男性・埼玉県)
「6~9月は、よほど肌寒い日でなければ基本、ショートパンツです。7着ほど持っていますが、柄物はありません。柄パンツは上のシャツとも合わせにくいし、よほどの達人でなければ着こなせないと思います。ですから、基本は白短パンでショートソックス。ハイソックスは持っていません。暑苦しいし、着こなしも難しい。もちろんハイソックスがドレスコードの歴史あるコースもありますが……。
若い人は、すね毛は邪魔くさくて剃るという向きもいるようですが、昭和世代としては気にしたことありません。逆にすね毛がなくツルリとしていると、『男のくせに』みたいな感じでからかわれたものです(笑)。ショートパンツも単色であればブレザーにも合うと思いますよ。女子は皆、スカートか短パンにブレザーですしね。夏のクールビズですが『短パンでもOK』と都庁が先陣を切ったのはすごいですね。時代の表れかも。仕事だろうが遊びだろうが短パン、グッドですよ。なぜ仕事で短パンをはかないのか、ずっと疑問でした」(50代男性、埼玉県)
※週刊ゴルフダイジェスト7月28日号「山を動かす」より
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このページの続きでは、すね毛を剃って日焼け対策を怠り大惨事になった昭和世代の失敗談や、ドレスコード改正に揺れる名門コースの入場マナーの現状が明かされている。都庁の試みが地方自治体やゴルフ界全体の常識を変える先陣になると予測する元都議のリアルな考察まで、さまざまな意見が飛び交う……。
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