
飛距離を出すにはドライバーとボールの相性は大事!?(写真はイメージ)
まずショートゲームから考える
みんゴル取材班(以下、み):月刊ゴルフダイジェストの「D1グランプリ」で今年はタイトリスト「GTS2」が優勝し、タイトリストが3連覇しました。試打で使用したボールが「プロV1」だったのですが、使用ボールとの相性もあったりするのでしょうか?
宮城:いろんなプロの話を聞いている限り「GTS」の評判はすごくいいので、ボールだけではないと思いますが、「GTS」は当然タイトリストのボールで開発されているのでマッチングのよさはあると思います。
み:やはりドライバーとボールの相性は大事ということですか?
宮城:スピンの少ないドライバーでスピンの少ないボールを使うと、初速が出ない人は球がドロップすることもあるでしょう。たとえばスピンの少ないヘッドなら「プロV1」、多いヘッドなら「プロV1x」など、同じシリーズの中で選べるようになっているのはそのためです。
み:スリクソンはボールが低スピンだからドライバーの重心が高めという話も聞いたことがあります。ボールによってドライバーの性能が決まることもあるのでしょうか?
宮城:確かに「スリクソンZスターXV」は「プロV1」よりスピンが少ないです。しかし、ダンロップはとても真面目な会社なので「スリクソン」だけでなく「プロV1」や他メーカーのボールでも評価を行っていると思います。
み:宮城さんは「ZスターXV」をメインで使っているそうですが、クラブの評価も「ZスターXV」で行っていますか?
宮城:自分が使うのと製品を評価する場合は別物で、ぼくは評価には「プロV1x」を使います。ぼくの中で断トツにフィーリングがいいのは「ZスターXV」ですが、平均的に性能が出ているのは「プロV1x」です。何かに性能が特化しているボールは、高評価が出てもクラブがいいのかボールがいいのかわからなくなるからです。ただ、ドライバーなど長距離を打つとどのボールもスピン量の違いくらいで大した差は出ません。アイアン、アプローチ、パターのほうがフィーリングの影響が大きいので、まずショートゲームで使うボールを決めてから、ドライバーを試したほうがいいでしょう。
み:フィッティングを受ける場合の注意点を教えてください。
宮城:どこのショップでもトラックマンやGCクワッドのデータを基にフィッティングを行っていますが、ボールによってスピンや打ち出し角が変わります。ボールを選べないショップならふだん自分の使っているボールを持ち込んで計測してもらってください。
