「ケガもない、ミスもない」ピンチなしの「67」で3位浮上!優勝狙う吉澤柚月

単独3位に浮上した吉澤柚月(撮影/有原裕晶)
初日「68」の好発進から、2日目は5アンダー「67」を叩き出し、通算9アンダーの単独3位へと浮上したのが吉澤柚月だ。「すごくショットもパットも良くて、すごくいいゴルフができたなと思います」と手応えを語る通り、この日は12番パー3や14番パー5で確実にスコアを伸ばすなど、大半のホールでチャンスを捉える圧巻のプレーを披露した。
「ケガになるようなミスもなく、大体はチャンスにつけられたかなと思うので、ピンチもなく、あとはパターが入るだけという感じでした」と納得の表情で振り返る。今大会のグリーンは少し重めだが、「タッチをしっかり打てるように練習からやってます」と事前のアジャストが見事に結実した。
「すごくいい流れで前半戦を終えられたので、その流れに乗って、後半戦で優勝できたらなと思います」とツアー初Vへ強い意欲を見せる一方で、「明日から天気がたぶん崩れちゃうと思うので、その中でもしっかり耐えて、上位で戦えるように頑張りたいです」と、週末の我慢比べへ向けて冷静に気持ちを引き締めた。
エースクラブに戻してフィーリング復活!「67」で9位タイに急浮上した髙久みなみ

7アンダーで一気に順位を上げた髙久(撮影/大澤進二)
初日「70」から2日目に5アンダー「67」をマークし、通算7アンダーの9位タイへジャンプアップを遂げた髙久みなみ。この急浮上の要因は、思い切ったクラブ選択の決断にあった。
「一番変えたのはクラブで、昨日はちょっと新しいクラブにチャレンジしてみて、試合で初めて打ったんですけど、ちょっとまだうまくフィーリングが合わなくて、今日はいつも通りにちょっとクラブを戻しました」と舞台裏を明かした。前半アウトコースで4つ伸ばす「32」のロケットスタートを見せると、後半も12番、15番でバーディ(13番でボギー)を奪取。慣れ親しんだエースクラブが抜群の安心感をもたらした。
「アンダーパーで終われる、60台で終われるようにっていう目標で回りました」と語りつつも、「もう少し伸ばせたかなという場面はたくさんありましたね。パッティングがちょっと決め切れなかった部分があったので、ちょっとそこが悔しいです」と反省も忘れない。「まだ残り二日間あるので、どちらも60台で回れるように頑張りたいです」と、さらなるチャージを誓った。
「ただ楽しもう」キャディと作る自然体ゴルフで9位タイにつけた仲村果乃

5アンダーの67で回った仲村(撮影/有原裕晶)
髙久と同じく通算7アンダーの9位タイグループに滑り込んだのが、この日5アンダー「67」で回った仲村果乃だ。「何も考えずに、気楽にキャディさんと楽しく回ってたら、スコアもついてきたっていう感じです」とはじける笑顔を見せた。
「何も目標とかもなく、ただ楽しもうっていう気持ちでスタートしました」と、上位争いのプレッシャーとは無縁の自然体で18ホールを駆け抜けた。「ティーショットが昨日も今日もブレていたので修正しようと思ったんですけど、なかなかうまくはいきませんでした」と苦笑いを見せつつも、14番パー5でバーディを奪うなど安定してスコアを伸ばせたのは「昨日に比べたらパッティングが良かったかな」と分析する。
コースに対しては「そんなに嫌いなコースではない」と言い、「やっぱり楽しむ気持ちを持ちながらいったら、スコアもついてくるかなと思いました」と語る。「明日以降も楽しみながら、緊張せずに回れたらいいかなと思います。うまいこといったら優勝も見えてくると思うので、あまり気を張り過ぎず、頑張りたいと思います」と無欲の強さを武器に週末へ臨む。
なお、通算11アンダーの単独首位にはこの日「68」と伸ばした神谷そらが君臨。1打差の2位に金澤志奈がつけ、福田萌維や荒木優奈、神谷桃歌は通算8アンダーの4位タイで追う展開となっている。明日からの決勝ラウンドは天気が崩れる予報も出ているが、仕上がった仙台クラシックGCを舞台に、一体誰が抜け出すのか目が離せない。
