
記録達成の瞬間。チャリティ団体のインスタ(Live2540)より
6月下旬の日曜の午後5時58分にアメリカ・ジョージア州のホームコース、カーターズビルCCでティーショットをしたウッダードさんは、火曜日の朝7時58分にホールアウト。
ギネス世界記録に挑戦することで注目を集め、それによって西アフリカのリベリアでの子どもの医療のための資金を集めることが目的だという。「子どもの治療のために、親たちがどれほど苦労し、遠くまで足を運んでいるかを考えれば、38時間のゴルフは、それほどのことではない」と、記録達成後にゴルフマガジン誌などに語っている。
ギネスのルールによれば、1時間ごとに5分、あるいは1ラウンドごとに20分の休憩が許されるが、カートを使わず歩くのが条件。そのため、いつものゴルフシューズではなくスニーカーでプレーし、日中は数ホールごとにソックスやシャツを取り替えなければいけないほどの暑さに苦しんだ。夜間を含めて、数百人のボランティアがシフトを組んでスナックや飲料を運んだとか。「体力の問題よりも、メンタル面のほうがキツく、最後のほうは、そこにはないバンカーや木の幻影が見えていた」という。
それでも昨年、ニューヨークのゴルファーが作ったと報じられた35時間の連続ゴルフの記録を更新して、悲願の18万ドルの募金を集めることに成功した(ギネスの世界記録に登録されるかどうかはこれから検証されることになる)。
かつてアシスタントプロを務めたこともあるウッダードさんのスコアは144ホール、8ラウンドしてベストは78、ワーストスコア88だったという。もっとも、スコアよりも募金が成功したことに満足しているようだ。
火曜日に挑戦を終えて、金曜日にはいつものように、友人とカーターズビルCCでウッダードさんはゆるいゴルフを楽しんだ……。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年8月4日号「バック9」より
