
日本勢トップとなる4位タイ(首位と7打差)で予選通過を果たした原英莉花
2アンダー5位タイからスタートした2日目、原選手はスタートホールでいきなりボギーを叩くと、4番でもボギー。スタートから4ホールで早くも初日の貯金を吐き出してしまいます。
しかし、アウトコースの残りホールをパーでしのぐと、圧巻は折り返し直後の10番ホール。セカンドショットを直接放り込んで、起死回生のイーグルを決めたのです。
「イメージ通りに打てたんですが、思ったより大きくバウンドしたのが見えたので、奥に行ったかなって思ったんですけど、入っていたのですごく嬉しかったです」
大会を配信するU-NEXTのインタビューにそう答えた原選手。風と寒さ、硬いフェアウェイとグリーン……そういった難条件に耐えるゴルフを続けていた原選手ですが、この1打で流れを一気に引き寄せます。
12番ボギーのあと、13番で「一番苦手とするホールでバーディがとれたのですごく気持ちよかった」と即座にバウンスバック。16番、17番では2ホール続けて8メートルのロングパットを沈めきり、スタートよりもふたつスコアを伸ばしてホールアウトしました。
「16、17と自分が思ったより強く(パットが)入ってしまったので、そこは明日に向けて調整したいなと思うんですけど、本当に入ってくれてよかったです」
いい流れを手放さず、スコアに結びつけた充実感が口調からも滲んでいました。
思えばほんの少し前、5月最終週の「ショップライトLPGA」では予選をギリギリ通過したものの最下位。そして、6月のダブルス戦「ダウ選手権」から最終週のメジャー「KPMG全米女子プロ選手権」まで、原選手は実に3試合連続での予選落ちを喫していました。
しかし、その苦しい時期を乗り越え、前戦のメジャー「アムンディ・エビアン選手権」で14位と上位でフィニッシュすると、今週はさらに勢いを増しています。
「明日はもっと(コースの)コンディションが上がる予報なので、しっかり練習して、もっと思ったところに打っていけるように頑張ります」
現在ルーキー・オブ・ザ・イヤーランクで首位を走る原選手。ルーキー優勝も、射程距離に入っています。
写真/大会提供
